エムオーテックスは、11月14日(火)、東京・品川にて「最新セキュリティセミナー ~AIがセキュリティにもたらす新たな可能性~」を開催する(協力:マイナビニュース)。

昨今、企業の大小を問わず、機密性の高い情報を狙ったサイバー攻撃が猛威を振るっており、その手法は日々複雑化、高度化している。これらの攻撃の対策として本格化しているのが、AI技術を活用したものだ。同セミナーでは、日々生み出される未知の脅威に備える手段として注目されるAIや機械学習が、セキュリティにもたらす新たな可能性についてわかりやすく解説する。

AI技術の現状と適用

国立研究開発法人情報通信研究機構
園田道夫氏

基調講演に登壇するのは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の園田道夫氏だ。同氏は、経済産業省・IPA主催セキュリティ・キャンプ実行委員・講師、サイバー大学IT総合学部教授、NICTセキュリティ人材育成研究センター長などを歴任。現在はNICTのナショナルサイバートレーニングセンターでセンター長を務めている。

講演では「AI技術がセキュリティにできること」と題し、AI技術のセキュリティ分野への活用に関わる下記のような疑問を軸に、AI技術の現状と適用について解説を行う。

  • AI技術のセキュリティ対策への適用は急速に進んでいるように見えるが、その実態はどうなのか?
  • AI技術はシグネチャベースの検知や検出に代わる万能の対策なのか、それともいまだに発展途上なのか?
  • AI技術の効果的な活用方法は?
  • AI技術の効果は検証できるものなのか?
  • AI技術を用いたシステムへの攻撃、システムの保護とは?
  • データセットの果たす役割とは?

ランサムウェア「WannaCry」を、AIは1年以上前から予測していた!?

Cylance Japan
植村悠輔氏

Cylance Japanから登壇するのは、チャネルセールスエンジニアの植村悠輔氏。オレゴン大学卒業後、シマンテック社などでISP向けのセキュリティ製品の専任エンジニアやパートナーセールスエンジニアとして活動。Cylance日本法人のスタートアップから参加し、現在はパートナーセールスエンジニアとして主要代理店の提案および技術支援を担当している。

2017年5月に世界中で大規模な被害をもたらしたWannaCryを、AIが1年以上前から予測していたと聞いたら驚くだろうか。既存のセキュリティ製品がマルウェアを感染前に止める手法は、あくまでシグネチャ技術が中心であり、このアプローチが最近の脅威に対して有効でないことは現実社会で実証されている。

講演では「AIアンチウイルスCylancePROTECTによる予測防御 機械学習を活用した推論判定と静的分析による未知マルウェアの防御」と題し、機械学習の技術を活用した推論判定のアプローチによって、新種や未知のマルウェアを検知するCylancePROTECTについて、その機能と仕組みを解説。さらに本物のマルウェア検体を利用して、AIアンチウイルスCylancePROTECTが脅威を検知する様子もライブデモンストレーションで紹介する。

また同セミナーでは、エムオーテックスによる「人工知能と流入経路追跡で実現する標的型攻撃・ランサムウェア対策」と題した講演も行われる。

ランサムウェアや未知のマルウェアに対する、最新のセキュリティ対策に関心のある方は、この機会を逃さず、ぜひ会場に足を運んでいただきたい。

セミナーの概要は以下の通り。

  • タイトル:最新セキュリティセミナー ~AIがセキュリティにもたらす新たな可能性~
  • 開催日時:2017年11月14日(火) 14:00~16:20
  • 会場:エムオーテックス株式会社 東京本部
  • 住所:〒108-0075 東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス5階
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 申し込み締切日:2017年11月13日(月)15:00まで
  • 定員:なし

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