今や企業のコミュニケーション基盤としてなくてはならない存在となったグループウェア。世界中の企業/組織の利用実績を反映してすっかり機能が充実したこのソリューションだが、実際の利用シーンで課題となりがちなのがグループでのスケジュール管理だ。特に日本企業の場合、スケジューラーはそれぞれの社内文化に合わせてカスタマイズする傾向にあるため、グループウェア標準のスケジューラーでは実用面で物足りないというケースが多い。とはいえ、個別にスケジュール管理ソリューションを導入するとなると、手間もコストもかかるうえに、既存のグループウェアや関連アプリケーションとの連携性にも不安が生じてしまう。
株式会社キーウォーカー 代表取締役 真瀬正義氏 |
こうした課題を解決すべくキーウォーカーが開発・提供しているのが、「IBM Notes/Domino」ベースのWebグループスケジューラー「CX Schedule for Domino 」だ。CX Schedule for Dominoは、ユーザーや会議室、備品等のスケジュールの参照から登録・編集、管理までをWebブラウザ上で行うことができる。Notes/Domino上で動作することで、高機能でありながらも低価格での提供を実現している。また導入時に複雑な設定を必要としないため、Notes/Dominoの管理者であればわずか一時間ほどで導入作業を完了できてしまう。
キーウォーカーの代表取締役、真瀬正義氏は、「長年にわたりお客さまの声を機能に反映してきましたので、日本の組織におけるグループスケジュール管理の実情を踏まえた多様な機能を用意しています。さらにお客さまの業務に合わせた柔軟なカスタマイズも容易となっています」と語る。
CX Schedule for Dominoは、小さな組織での運用から、数千人から数万人という大規模運用までを想定して開発されており、これまで電気、自動車などの大手企業、官公庁や大学など、さまざまな業種、規模の組織で数多くの導入実績を誇る。
Notes/Dominoの機能や登録情報とシームレスに連携
株式会社キーウォーカー 取締役 幸山正記氏 |
キーウォーカーの創業は2000年。真瀬氏と取締役の幸山正記氏は、かつてともに大手SI企業でNotes/DominoのSEとして豊富な開発経験を有していたため、その強みを生かして会社設立後もNotes/Dominoの受託開発を手がけてきた。そうしたなか、大規模なグループスケジューラーが存在しないことから、新たに機能の作り込みを求める顧客からの依頼に応えて開発を行ったのを皮切りに、2002年にパッケージ製品化したのがCX Schedule for Dominoである。
幸山氏は言う。「そもそもグループスケジュール管理という概念が日本的で、他の人のスケジュールと比べてみたり、スケジュールをグラフ化したりといった機能が当時のスケジューラーにはありませんでした。ならば、お客さまのニーズを満たせる製品として我々が提供しようと思い立ったのです」
真瀬氏もこう続ける。「Notes/Domino自体がユーザー管理からメール、掲示板までを1つのプラットフォームに集約していますので、それらと連携する製品を安価にご提供できる点も、お客さまのメリットにつながると考えました」
例えば、Notes/Dominoのユーザー情報をそのまま利用できるため、新たに登録・設定したり、メール等との機能連携プログラムを開発したりする必要がない。セキュリティ面についても、サーバーのセグメント分けなどの問題を抱えずに、既存のNotes/Dominoの構成を生かすことができるのである。またWebベースであるため、海外拠点からの利用も迅速かつセキュアに実現可能だ。
「特にお客さまの規模が大きくなればなるほど、アクセス権等のセキュリティへの配慮がより重要となります。そこは、世界中で安定した導入・運用実績があり機能面でもセキュリティへの配慮が施されたNotes/Dominoであれば安心してお使いいただけます」と真瀬氏は強調する。
個々の企業の文化に合わせたカスタマイズ──月曜日始まりか日曜日始まりか、名前の横に部署名を記す、役職の高い人を上にして表示する、スケジュールを見ることができる範囲を設定するなどかゆいところに手が届く。導入から運用管理そしてコスト面においても、CX Schedule for Dominoの強みが見える。
ある企業では、Notes/Dominoの営業日報アプリケーションや顧客管理データベースとCX Schedule for Dominoを連携するシステムをキーウォーカーの手により開発。訪問機会が減っている顧客などが一目瞭然となるなど、営業効率の向上に寄与しているという。
「 欲しい機能を段階的に導入していけるのも、Notes/Dominoならではの強みです」(真瀬氏)
今後キーウォーカーでは、もう1つの得意分野であるWebクローラー・ソフトウェアの技術を生かし、Notes/Dominoに蓄積された膨大なビッグデータを有効活用できるようなソリューションの開発も視野に入れているという。Notes/Dominoを軸としたキーウォーカーのソリューション展開は、企業のビジネスに新たな価値を提供していくことだろう。
CX SCHEDULE for Dominoの導入メリット
- 直感的で分かりやすいユーザーインターフェイスとなっております。
- Dominoディレクトリのユーザー情報を使用するため、スケジューラー用のアカウント管理が不要です。
- DJXの組織情報、役職情報を使用するため、スケジューラー用の組織情報管理が不要です。
(マイナビニュース広告企画)
[PR]提供:IBM