仙台近郊の東北本線を走るE721系0番台

東北本線松島行の普通列車に使用されるE721系0番台。仙台近郊の東北本線では、日中、同車両を2編成つないだ4両編成の普通列車を見かけることが多かった。その他にも719系や701系、仙台空港アクセス用車両のE721系500番台・SAT721系などが見られる。

列車情報

JR東日本 E721系

基本情報

E721系では、車体・台車構造の全体的な見直しや機器の薄型化などの工夫により、701系との比較でマイナス180mmという低床化を実現。出入口のステップがなくなり、バリアフリー化が図られた。車内はセミクロスシート。2008年度には、仙台空港鉄道SAT721系とともに鉄道友の会ローレル賞を受賞している。

0番台と500番台があり、0番台は仙台地区の東北本線や仙山線などで活躍した国鉄形車両の置換えを目的に製造された。500番台は仙台空港アクセス用車両で、0番台とは外部の帯の色が異なるほか、車内には荷物スペースも設置されている。