寝台特急「あけぼの」。上野~長岡間ではEF64形が牽引する

年々その数を減らしている夜行列車だが、2013年3月16日のダイヤ改正では夜行列車の廃止に関する発表はなく、来春以降も運行が継続されるものとみられる。24系客車を使用し、EF64形が牽引する寝台特急「あけぼの」の姿も、もうしばらく見られそうだ。

列車情報

JR東日本 寝台特急「あけぼの」

基本情報

1970(昭和45)年に東北・奥羽本線経由の寝台特急としてデビュー。現在は上越線や羽越本線、奥羽本線を経由して上野~青森間を結ぶ。24系客車を使用し、上野~長岡間はEF64形(直流用)、長岡~青森間はEF81形(交直両用)が牽引する。

車内はA寝台1人用個室「シングルデラックス」、B寝台1人用個室「ソロ」、2段式B寝台のほか、運賃と指定席特急料金で利用できる「ゴロンとシート」「レディースゴロンとシート」も用意されている。全国で寝台特急が数を減らす中、現役で活躍を続けており、年末年始には583系6両編成による臨時「あけぼの81号」(上野発12月29日運転)、「あけぼの82号」(弘前発1月3日運転)も運転される。