マイナビニュースの姉妹サイトであるiPad/iPhone専門情報サイトiPad iPhone Wire」より、オススメのiPad/iPhoneアプリをご紹介するこの連載。今回ご紹介するのは、画面上に指で文字を書いて入力するメモ帳アプリ、『7notes mini (J) for iPhone』だ。気になる文字認識の精度や機能をチェックしてみた。
柔軟な変換機能が付いた手書き入力
『7notes mini (J) for iPhone』は手書き入力システム"mazec"を搭載しており、従来の手書きアプリにありがちな処理の重さ、認識の悪さを改善したスピードと精度を持っている。実際に使用してみると、なるほど確かに反応の悪さはほとんど感じない。文字認識もかなりのもので、例えば「書」の文字を多少崩して書いても問題なく読み取ってくれた。もちろん、アルファベットや記号、顔文字などへの変換も対応している。
また、一文字書くごとに次のスペースが現れ、スラスラと書き進めることができるので、特にストレスは感じない。入力するスペースは好みに合わせて縦1行、縦2行、横1行の3種類から選び、ペンは、8色4種類の太さから選択できる。
文字の変換についても優秀。メールでおなじみの予測変換機能は健在で、書き進めていった後に好きなところで変換することも可能だ。
文字や書式の詳細な設定が可能、メールやSNSにも対応
本アプリにはその他にもさまざまな機能が付いている。フォントや文字サイズ、背景、入力待ち時間の長さ、左寄せ・右寄せ・センタリングなどの文字の配置、単語登録、アラームなど……。これらの設定で自分の使い勝手が良いように工夫を凝らすことができるだろう。
また、作成したメモは、メールやTwitter・FacebookなどのSMSで送ることが可能だ。形式はテキスト、PDF、イメージ、7notesドキュメントに対応。とくに2011年12月のアップデートではEvernoteとの連携が強化されている。
従来のメモ帳アプリと比較して基本性能が高いためストレスを感じることがなく、詳細な設定が可能。さらにメールやSNSとの連携もバッチリと、完成度の高いアプリだ。