日本エイサーから登場した「Swift 7 SF713-51-F58U/F」(以下、Swift 7)は、厚さ9.98mmを実現した超薄型13.3型モバイルノートPCである。最近は、厚さ15mmを切る薄型モバイルノートPCも珍しくはなくなってきたが、10mmを切ったSwift 7の薄さはやはり驚異的であり、13.3型液晶搭載ノートPCとして世界最薄をうたう。こうした薄型モバイルノートPCは、デルや日本HPなども得意としている分野であるが、Swift 7はライバル製品に負けない魅力的な製品に仕上がっている。

Swift 7 SF713-51-F58U/F

■試用機の主な仕様 [CPU] Intel Core i5-7Y54(1.20GHz) [メモリ] DDR3L-1600 8GB [グラフィックス] Intel HD Graphics 615(CPU内蔵) [ストレージ] 256GB SSD [ディスプレイ] 13.3型グレア(光沢、1,920×1,080ドット)、タッチ非対応 [OS] Windows 10 Home 64bit [サイズ/重量] 約W324.6×D229.6×H9.98mm / 約1.125kg [店頭予想価格(税込)] 180,000円前後

ゴールドとブラックを基調とした高級感のあるボディ

まずは、Swift 7の外観から見ていこう。Swift 7のボディは、一体成形のアルミニウム合金製で、美しさと堅牢性を両立させている。天板はブラックで、ロゴとヒンジのゴールドとのコントラストが美しい。キーボードの周りもゴールドになっており、高級感を演出している。

本体サイズは、W324.6×D229.6×H9.98mmで、重量は約1.125kgである。試用機の実測重量は1.1495kgで、公称よりわずかに重かった。Swift 7は、日本エイサーの新しいPCブランディングとして片翼を担う2in1型のSpin 7とは異なり、オーソドックスなクラムシェル型ノートPCであり、液晶ヒンジは最大140度程度まで開く。ボディの剛性も高く、デザイン面においても細部までのこだわりが感じられる。

天板はブラックで、ロゴとヒンジのゴールドとのコントラストが美しい

本体の重量は実測で1149.5gであり、公称よりわずかに重かった

液晶のヒンジは140度程度まで開くことができる