既報の通り、インテルは9月15日から18日まで千葉・幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ 2016」にブースを出展。実際に触ってもらうことで"PCならでは"のゲーム体験を訴求する。

東京ゲームショウ 2016 インテルブース

会場ではゲームメーカーやPCメーカー、周辺機器メーカーと協力し、多数の試遊用ゲームPCをそろえる。ハイスペックなグラフィックスカードに加え、リフレッシュレートの高いディスプレイなどにより、コンソールゲーム機以上の画質や高いフレームレートでのゲームプレイを楽しむことができる。

サードウェーブデジノス「GALLERIA」

ツクモ「G-GEAR」

マウスコンピューター「G-Tune」

ユニットコム「LEVEL∞」

ディスプレイはASUSが国内市場への投入を発表したばかりの24型ゲーミングディスプレイ「ROG SWIFT PG248Q」を採用。定格144Hzのリフレッシュレートだが、独自のオーバークロックにより180Hzの高速駆動を実現するという。とはいえ、会場では180Hz駆動ではなく、定格の144Hzで動作していた

体験コーナーでは、「ファイナルファンタジーXIV」「フィギュアヘッズ」「OVERWATCH」をプレイ可能で、「ファイナルファンタジーXIV」では、初心者向けに"これから始めるファイナルファンタジーXIV"として推奨PCによるキャラクターの作成などが体験できるほか、上級者向けとして8人1組でボスと戦う「バトルチャレンジ」も用意。みごと勝利するとオリジナルTシャツがもらえる。15日はメディアや業界関係者が参加するビジネスデイなのだが、それにもかかわらず開場からしばらくは「バトルチャレンジ」に列ができていた。

ブースの中でもひときわ注目度が高いのは「ファイナルファンタジーXIV」

初心者向けにはキャラクタークリエイトなどでゲームを体験

上級者向けには「バトルチャレンジ」を用意

「バトルチャレンジ」には常に列ができている状態で、多くのユーザーがボスに挑戦していた

「ファイナルファンタジーXIV」コーナーで異色だったのは「アラグの操作盤」。巨大なコントローラを2人で操作して、ゲームがプレイできるというもので、普段とは異なるゲーム体験だ

「フィギュアヘッズ」では、5対5によるチーム戦がプレイできるのだが、ゲームそのものよりも注目を集めていたのは、動作拡大型スーツ「スケルトニクス」とコラボした体験コーナーだ。これは「フィギュアヘッズ」のゲーム内に出てくるロボット「2Foot」を模した「スケルトニクス」に乗って、5分間操作できるというもの。なお、体験にあたっては小学生以上で、身長180cm未満、体重100kg未満という条件がある。

「フィギュアヘッズ」は、TPS(Third-Person Shooter)とストラテジーを組み合わせたオンラインゲーム。「2foot」と呼ばれるロボットを操作し、相手と陣地の奪い合いを行う

会場で人気だったのが動作拡大型スーツ「スケルトニクス」の体験コーナー。乗った人の動きに合わせて腕や指を動かせる

「OVERWATCH」でも、ハイスペックなゲーミングPCで、5対5によるチーム戦を楽しめる。全世界で1,000万人以上のプレイヤーがおり、大会も各地で開催されている人気タイトルだけあって、こちらも早くから行列ができていた。

いま最も活発なゲームタイトルの1つである「OVERWATCH」

海外からの来場者を中心にこちらも多くの人がゲームをプレイしていた

ビジネスデイ2日目の9月16日や一般公開日となる9月17日~18日には、ゲームクリエイターやタレント、プロゲーマーを招いたステージイベントや、ゲーム大会も多数開催される。

展示コーナーには"Skull Canyon"の名でも知られるIntel製ゲーミングNUC「NUC6i7KYK」とRazer製の外付けGPUボックス「Razer Core」のデモも披露されていた

"Skull Canyon"こと「NUC6i7KYK」

デスクトップ向けグラフィックスカードを搭載できる「Razer Core」。「NUC6i7KYK」のほか、Thunderbolt 3搭載のRazer製ノートPCと接続可能で、小型PCやノートPCでもデスクトップ向けGPUのパフォーマンスを利用できる。長らく日本国内での販売が待たれていたが、9月8日から直販サイト限定で販売を開始した

「Razer Core」とPCはThunderbolt 3で接続