豆製品などを販売するフジッコはこのほど、大阪のダイエー池田駅前店の店頭にて、同社の福井正一社長自らが陣頭に立ち、「カスピ海ヨーグルト」の試食販売を行った。

フジッコの福井正一社長

店頭販売を行うに至った経緯

今回の試食販売は、2016年2月より販売を再開した「カスピ海ヨーグルト」ブランドの再起と、新たなスタートをアピールするために行われたもの。

5~6月にかけてフジッコ営業所・工場がある地域の量販店約300の店頭で、同社の社員による試食販売を実施。その締めくくりに、福井社長が営業時代に世話になったというダイエー池田駅前店にて、社長自らが店頭に立ち、「カスピ海ヨーグルト」をアピールした。

社長とお客さんが和気あいあいのコミュニケーション

今回の試食販売では、カスピ海ヨーグルトにフジッコの黒豆をトッピングした「黒豆ヨーグルト」を提供。「カスピ海ヨーグルト」と「黒豆」の組み合わせはフジッコの公式サイトでも紹介されているレシピで、ヨーグルトの粘り気と黒豆の食感、さらには酸味が少なくまろやかな「カスピ海ヨーグルト」と黒豆の甘みがマッチしているとのこと。

実際に試食した人たちからは、「黒豆の甘味とヨーグルトの酸味がよく合いますね」という声があがるなど、好評を集めている様子だった。

試食販売でアピールした「カスピ海ヨーグルトプレーン400g」(左)と「カスピ海ヨーグルト脂肪0」(右)

「黒豆ヨーグルト」のイメージ

子どもの「おいしい!」の声に励まされて

福井社長は、「お客さまに直接、商品のコンセプトや特長を伝えたい。お客さまの生の声を聞きたい」という思いから、店頭に立つことを思い立ったそうだ。「子どもさんがおいしいと言ってくれて、お母さんが購入してくれた時は本当にうれしかった。今回、いい経験ができ、手応えを感じた」と語る社長からは、「カスピ海ヨーグルト」の今後にかける意気込みが伝わってきた。

「カスピ海ヨーグルト」の新たなスタートを福井社長自らがアピール

また、試食販売後の囲み取材にて福井社長は、「売り上げが回復してきている今、新たな展開を考えたい」「若い方にも購入していただける展開をしていきたい」と、「カスピ海ヨーグルト」ブランドを今後、さらにアピールしていく方針についても語っていた。