【レポート】

"津軽百年食堂"に登場する老舗の一杯! 3日かけて作る「津軽そば」が染みる

福田栄美子  [2016/03/09]

青森には「味噌カレー牛乳ラーメン」というちょっと変わったご当地ラーメンがあるが、「煮干しラーメン」もまた、青森を代表するご当地ラーメンである。その煮干しラーメンをたどると、とあるご当地麺に行き当たるそうだ。今回、そのルーツとされる一杯を紹介しよう。

青森の煮干しは一味違う!

創業100年以上の大衆食堂

「煮干しラーメンって煮干しでダシをとったラーメンなんでしょ? 」と思う人もいるだろう。確かにそうなのだが、煮干しラーメンの本場・青森の煮干しラーメンは一味違う。通常の煮干しとは異なり、イワシの頭と内臓をはずして串に刺し、炭火であぶって乾燥させる「焼干し」を使っているお店も数多く存在する。いわば、「煮ていない煮干し」なのだ。

干して味が凝縮した焼干しは、通常の煮干しの3倍もダシがとれると言われている。そんな焼干しをつかったご当地麺が、今回紹介する「津軽そば」だ。内臓のない身だけのイワシからは上品なダシがとれ、津軽そばをはじめとした青森の料理に欠かせない素材になっている。

三忠食堂本店の「津軽そば」(税込576円)

津軽で津軽そばを食べたいなら、地元の人たちに愛されている大衆食堂「三忠食堂本店」へ。創業100年以上の老舗であり、映画化もされた小説『津軽百年食堂』のモデルとなった名店だ。名物の「津軽そば」(税込576円)は4代にわたって守り続けてられており、作るのに3日もかかるという手の凝りようである。

「中華そば」(税込594円)はあっさりさっぱりいただける

ちなみに、三忠食堂にもラーメン「中華そば」(税込594円)があるが、厳密に言うと一般的に知られている煮干しラーメンとは異なる。こちらは、イワシの焼干しではなくサバ節でダシをとった、余分な油がなくあっさりとした一杯。「中華そば」らしく、ナルトがちょこんとのっているのにも親しみを感じてしまう。津軽そばと中華そば、悩ましいメニューが並ぶお店である。

その味わいのある外見からも、お店が歩んできた歴史がうかがい知れる

●information
三忠食堂本店
青森県弘前市和徳町164
営業時間: 11:00~20:00
定休日: 日曜日
アクセス: 弘前駅から徒歩15分

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