仕事でもプライベートでも、自分の望むような結果が得られるとは限らない。だが、いくつかの心がけが結果を左右することがある。

今回はIncの記事「成功したいなら諦めるべき25のこと(原題:25 Simple Things to Give Up If You Want to Succeed)」を紹介したい。

記事が紹介する25の考え方は、いずれも簡単そうに見えるので、かえって響くものばかりだ。だが、簡単だからこそ、無意識に間違った方向に行ってしまうことが多い。時間をかけて土台から見直すことができるように、今回は25個の中から10個を選んでみた。

完璧主義をやめる

完璧主義=失敗が許されないとなりがちだ。

だが、冷静に考えて失敗しない人生はないし、失敗なしに成功することはごくごく稀だ。

完璧主義より「まあまあ良くできた」を目指そう。完璧主義よりも、こちらの方が成功する可能性は高そうだ。

自分の弱さに向き合う

自分の弱さをごまかし、認めないというのは良くない。自分の弱さを認めることは、心穏やかなことではないかもしれない。

だが、弱みを知ることは自分を知り、認めることになる。これは成功への第一歩だ。

果報は寝て待て?

"運"は待つのではなく、掴みに行こう。

運がどこにあるのか、例えば、どこでキーパーソンに会えるのか、どこに情報があるのかといったリサーチを怠らないこと。

運をつかむための最大の努力をした後であれば運に任せるのもアリだが、運をつかむ努力と、運を掴んだ後に成功するための準備は、今から始めて損はない。

誰かの"ゴーサイン"を待つ必要はない

他の人、例えば家族や友人、上司など、彼らの意見を聞かないと始められないという人は少なからずいるはずだ。

しかし、これはあなたの人生なのだ。

自分で決断を下し、自分の判断を信じよう。人任せではなく、自分で考え、決断すれば、失敗も怖くないはず。

一人で抱え込むよりコラボレーション

直前の項目に反するようだが、同じではない。

決断は一人だが、作業そのものは一人でやるよりも、仲間と進められるなら、その方が良い結果を生みやすい。

関心が近い人と意見の交換をすることは、お互いを高めることになり、成功により近くなるはずだ。

他人のせいにしない

先ほどの"ゴーサイン待ち"な人が陥りやすいのがこれ。

人の意見に左右される分、失敗した際、自分で責任を取らずに人のせいにしたくなる。

また、人のせいにする発言は信頼を落としかねないので改めて気を引き締めよう。

人を喜ばせる必要はない

自分の成功は人のためではなく、自分のためだ。

つまり、自分の人生の重要な判断において、人を喜ばせるかどうかを基準にしないようにしよう。

そうなれば、自分の失敗も人のせいではないことがわかるだろう。また、人の成功を素直に喜べるようにもなるはずだ。

過去を振り返る

過去の自分、悪い事象だけでなく、良かったことでさえ、縛られないことが重要だ。

大事なのは今であり、今を生き、将来に向かって進もう。

ネガティブな人と付き合わない

物事を悪く捉える人と付き合わない。

ネガティブ思考の考え方に影響されるかもしれないし、ネガティブ思考はポジティブな人を自分と同じネガティブ思考にしようとするので要注意だ。

「できない」と思うからできない

「できない」――そう思った瞬間に、できなくなる。

自分が目指していることであれば、「不可能の3文字はない」の心意気で前へ進もう。