なんと銀色のOC向けマザーボード

MSIから、Z170チップセットを搭載するハイエンドマザーボードが2種類登場、発売となっている。

MSIの「Z170A GAMING M9 ACK」(右)と「Z170A XPOWER GAMING TITANIUM EDITION」(左)

「Z170A GAMING M9 ACK」は、ゲーミング向けのフラグシップモデルだ。CPU周りには、水冷対応のヒートシンクを搭載。基板の裏側には、全面を覆うバックプレート「Reactive Armor」が設置されており、重量があるグラフィックスカードやCPUクーラーの使用時にも、基板がたわむ心配がない。価格は58,000円前後。

水冷対応ヒートシンクを搭載するなど、全体的に重厚な作りだ

「DDR4 Boost」技術により、メモリ回路を周辺から独立させた

ネットワークはKiller E2400。タイプCのUSB3.1ポートも備える

基板の裏側は「Reactive Armor」に覆われていて、強度をアップ

また「Z170A XPOWER GAMING TITANIUM EDITION」は、オーバークロック性能を追求したモデル。銀色の基板とヒートシンクを採用したスペシャルモデルで、液体窒素を使った極冷にも適した設計になっているという。OC操作用のアドオン基板「OC DASHBOARD」も付属。極冷時にはケーブルで接続することも可能だ。価格は44,500円前後。

銀色の基板とヒートシンクというのも珍しい。非常に高級感がある

メモリの横にはアドオン基板「OC DASHBOARD」が搭載されている

ネットワークはIntel i219。USBポートは全てタイプAが搭載

もちろん基板は裏側までちゃんと銀色。裏面の方が色が良く分かる

Xeon搭載Mini-ITXに低価格モデル

Supermicroの「X10SDV-4C-TLN2F」は、Broadwell世代のXeon D-1520(4コア/8スレッド/2.2GHz/2.6GHz/45W)をオンボード搭載するMini-ITXマザーボード。今年4月に、8コアのD-1540を搭載したモデルが発売されていたが、これはそのCPU違いの下位モデルとなる。ネットワークはデュアル10GbE。オリオスペックでの価格は86,292円だ。

Supermicroの「X10SDV-4C-TLN2F」。パッケージはいつも通り