Windows 10の提供開始となる7月29日まで、残り1週間を切った。本記事では、現在使用中のPCをアップグレードしたいというユーザーのため、各メーカーが発表しているWindows 10動作確認対象モデルの情報をまとめてご紹介する(順不同)。今回はBTO・海外メーカー編。国内主要メーカーをまとめた前編は下記でチェックいただければ幸いだ。

エプソンダイレクト

●Windows 10 無償アップグレードのご案内

エプソンダイレクトでは、2013年8月以降に販売したEndeavorシリーズ、Endeavor SシリーズがWindows 10無償アップグレードの対象となる。動作確認情報は後日サポートページで公開予定(24日時点では未掲載)。2013年7月以前に販売したPCについては動作確認の対象外になる。

対象機種は、デスクトップがPro8100、Pro8000、Pro7500、Pro5600、Pro5500、MR7300E、MR7200E、MR7000E、MR4500E、MR4400E、MR4300E、TY5100S、TY1100S、AT992E、AT991E、ST170E、ST160E、ST11E、ST10E、PT110E、PT100E、NP31S、NB51E、PU100S、AY330S、AY321S、SY01。

ノートPCおよびタブレットPCが、NJ5970E、NJ5950E、NJ5900E、NJ3900E、NJ3700E、NA511E、NA601E、NY2400S、NY2300S、NY40S、TN30E、TN20E、TN10E、NY10S、TB20S、TB01S。

マウスコンピューター

●Windows 10 無償アップグレード

マウスコンピューターは、日本マイクロソフトによるWindows 10無償アップグレードの対象PCであれば、アップグレードをサポートする。7月29日以降、アップグレード手順、ドライバ、ソフトウェアなどを準備次第公開予定。

案内ページで公開されている対象機種は、デスクトップPCでLUV MACHINES H、LUV MACHINES R、LUV MACHINES Slim HS、LUV MACHINES Slim RS、MDV ADVANCE Z、MDV ADVANCE X、m-One。タブレットPC・スティックPCがWN801V2-BK、m-Stick。

ゲーミングPCでは、NEXTGEAR-MICRO im550、NEXTGEAR-MICRO am510、NEXTGEAR i640、NEXTGEAR i850、MASTERPIECE i1450、MASTERPIECE i1580、NEXTGEAR-ONE io510、NEXTGEAR-NOTE i3500、NEXTGEAR-NOTE i3501、NEXTGEAR-NOTE i5500。

ゲーミングを除くノートPCは、LuvBook C、LuvBook JF、LuvBook JW、LuvBook B、LuvBook FH、LuvBook FF、m-Book T、m-Book PF、m-Book PQ、m-Book W。ビジネス向けPCは、MousePro S、MousePro T、MousePro NB500、MousePro P。

パソコン工房

●Windows 10 搭載パソコン | 無償アップグレード・価格・性能

パソコン工房では、無償アップグレード対象モデルの販売ページに「Windows 10対象」アイコンを記載。必要なドライバ、ソフトウェアなどは、7月29日以降に準備が整い次第サポートページにして公開していく予定。具体的な対象モデルはデスクトップPCノートPCゲーミングPC即納PCに分け、一覧で公開している。

ドスパラ

●Windows 10 無償アップグレード 対応パソコン

ドスパラでは、現在販売中のモデルにつては、オンラインショップの製品ページに、Windows 10アップグレード対応アイコンが表示されるようになっている。また、2013年11月以降ですでに取り扱いがないがアップグレード対象のモデルは、こちらに掲載されているので、確認してほしい。また、対応モデルが検索できるページも用意している。

フロンティア

●Microsoft Windows 10 対応予定リスト

フロンティアでは、対応モデルに関しては準備ができ次第、手順やドライバーなどを公開する予定。ただし、提供はリリース後になる可能性もある。また、以下の対応リストは、パーツメーカーによるデバイスドライバの提供予定を元に保証しているものであり、プリインストールされているアプリケーションの動作は保証外となっている。

デスクトップPCの対応シリーズは、FRAC、FRCI、FRDS、FRS、FRGA、FRGB、FRGM、FRGT、FRGT、FRGX、FRMX、FRST、FRS。ノートPCの対応シリーズは、FRNZ、FRNX、FRNV。

日本HP

●新しくリリースされるWindows 10にアップグレード

本社がある米HPの発表によると、2015年モデルの全製品についてはWindows 10に対応予定。2015年以前に出荷されたWindows 7 / Windows 8.1搭載PCも対応予定だ。Windows 10の独自機能に対応したモデルの一部は以下の通り。しかし、日本で展開しているモデルは、日本HPが対応機種を確認中とのこと。23日現在、案内ページは公開されているが、具体的な機種は確認できない。

米HPが発表したアップグレード対象機種の一部は、デスクトップPCがHP EliteDesk 800 Desktop Mini PC、HP Elite x2 1011 G1。ノートPCがHP Pavilion x360、HP Spectre x360、HP Pavilion、HP ENVY、HP OMEN、HP EliteBook 1020 Folio、HP Elite x2 1011 G1、HP ZBook 14/15u。

デル

●Windows 10へのアップグレード

デルでは、Windows 10のリリースに合わせて各種情報を公開する予定。Q&Aページによると、Windows 10アップグレードの条件を満たしているPCであれば対象となるようで、「複数のDellシステムでドライバの互換性を検証している」とする。

レノボ・ジャパン

●WINDOWS 10 アップグレード対象製品

レノボ・ジャパンでは、2015年7月以前に発表した、Windows 10 アップグレード動作検証済みのLenovo製品を一覧で案内。デスクトップPCでは、Windows 8.1搭載のLenovoシリーズ、IdeaCentreシリーズ、Erazerシリーズ、ThinkCentreシリーズ。Windows 7 SP1搭載モデルも一部対応する。

ノートPCおよびタブレットでは、 Windows 8.1搭載のLenovoシリーズ、IdeaPadシリーズ、Erazerシリーズ、ThinkPadシリーズ。Windows 7 SP1搭載モデルも一部対応する。なお、ThinkPadシリーズについては、HaswellやBroadwell世代の32bit搭載モデルなど、アップグレード動作検証非対応となる細かな環境設定があるので注意したい。

日本エイサー

●Windows 10へのアップグレード

日本エイサーでは、Windows 10のリリース直後に、簡単に行えるアップグレード手順を案内予定。また、アップグレード対象となるエイサー製品の全モデルのリストも掲載する(23日時点では未掲載)。

ASUS JAPAN

ASUS JAPANについては、6月に発表されたスタイラスペン付属の「ASUS TransBook T300Chi」や2015年PC夏モデルなどでWindows 10無償アップグレード対応をうたっているが、24日現在で公式サイトに案内が公開されておらず、具体的な対応機種は不明。今後情報が公開されるものとみられる。

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Windows 10のアップグレード提供は7月29日。この「7月29日」という日付は、各国の現地時間となるため、日本でも29日にリリースが行われる。具体的なリリース時間は現時点では不明だが、Windows 10アップグレードファイルは約3GBと(ダウンロードするには)大きめなので、順次提供されていくと予想される。

新OSがどういった新機能を持っているのか、既存OSとどういった部分が違うのかといった点については、他記事「短期集中連載 Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第1回) - テクニカルプレビューの入手と導入」や、「日本マイクロソフト、Windows 10無償アップグレードの要件を公開」、「Windows 10の無償アップグレード、7ユーザーが注意すべきポイント - 阿久津良和のWindows Weekly Report」などをご参照いただきたい。