筆者は365日メガネをかけている。外している時にさえ、クイっとメガネを押し上げる動作をしてしまうほど、もうメガネは筆者の体の一部と化しているのだ。そんなメガネユーザーの筆者が、この世でもっとも恐れているのは「レンズの汚れ」。指紋でも付こうものなら即座に拭き取るくらい、レンズの汚れを憎んでいる。
しかし、毎日かけているとレンズ以外にも汚れが蓄積していく。見て見ぬフリをするのが常だが、ファンデーションがこびりついているのを見つけてしまって「これはもうヤバイ」と思った時に出会ったのが上海問屋の「超音波洗浄機 DN-12750」だ。
超音波洗浄機とは、メガネ屋さんの前に「ご自由にどうぞ」なんて設置されているアレだ。超音波で水を振動させて、細かな泡で汚れを落としていくというもので、洗剤なども原則として必要ない。
意気揚々と手に入れた超音波洗浄機でさっそくメガネを……と思ったのだが、ここはメガネ人口の高い編集部。そして筆者はヒエラルキーの最下層にいる下っ端編集者。筆者のメガネは後回しで、まずは編集部・Iのメガネを洗浄してみた。
キレイになったところで、筆者の順番がまわってきた。「よっしゃー!」と洗浄してみたのだが、なんだか雲行きがあやしいぞ。
賢明な読者ならお気づきのことと思うが、汚れた水は都度取り替えなければならない。水を取り替えてから洗浄してみたら、筆者のメガネもちゃんとキレイになった。ちなみに、水を取り替えた際に底面に汚れがたまっているのが見えたので、キッチンペーパーで拭きとってみると、恐ろしい光景になった(閲覧注意)。