KDDIから発表された「AQUOS K」が話題になっている。外観は“ガラケー”でありながら、スマートフォンの操作性を取り入れ、OSにAndroidを搭載したハイブリッドなケータイということで、“ガラホ”なんて呼ばれたりもしている。それって結局ガラケーなのかスマホなのか、それともどっちでもない“新しいなにか”なのか。実機を使う機会を得たので、AQUOS Kの正体を探ってみることにしよう。また、「LINE」にも対応しているということで、使い勝手をチェックする。
見た目は完璧にガラケー
ということでまずは外観チェック。……っと、これはもうアレだ。完璧に純度100%混じりけなしにガラケーだ。少なくとも外観からはスマホのスの字も出てこない。100人に見せたら100人がガラケーと答えるだろう。
パカっと開いても、やはりガラケーだ。冒頭でスマホの操作性と書いたが、いったいどこがスマホ的だというのか。だって、キーパッドがあるじゃないか。
このキーパッド部分がタッチエリアになっているのだ。そうきたか! ものすごい発想である。普通は画面をタッチパネルにするところだが、AQUOS Kはキーパッド部分に静電式センサーを配置することでタッチできるようにしたのだ。