iTunes Storeでレンタル100円の「今週の映画」と、iBooksでおススメ電子書籍が1冊無料の「今週のブック」を見逃すな! iPhoneやiPadで上質なコンテンツをお得に楽しんじゃいましょう。

お手軽価格&無料で利用できるので、レンタルや電子書籍未体験の方もこの機会に試してみては。関連作品やコンテンツ利用時に便利な機能・使い方のコツも紹介していますので、ぜひご活用ください。

100円で! 今週の映画

今週の作品は中国を代表する映画監督 チャン・イーモウの『サンザシの樹の下で』です。イーモウ監督といえば、『初恋の来た道』『あの子を探して』などのミニシアター系作品と、『HERO』のようなエンタメ・アクション大作という、両極端なジャンルにおいてどちらも数々の受賞歴がある多才な人。柔らかい陰影に、時折鮮烈な色彩を用いる映像美も印象的です。

過去の作品では、『紅いコーリャン』でコン・リー、『初恋のきた道』でチャン・ツィイーがデビューし、女優の発掘にも並々ならぬ眼力を見せますが、この作品でもチョウ・ドンユイの可憐さが光ります。文化大革命という時代背景が純愛の苦さを増幅し、その透明感が一層際立ちます。ネタバレが苦手な方は、予告編をパスして本編へどうぞ! 3月6日に公開される新作『妻への家路』では、コン・リーとの名タッグ復活に注目です。

(作品紹介) >> 文化大革命下の中国。都会育ちの女子高生ジンチュウは、<再教育>のために送られた農村で青年スンに出会う。エリートでありながら明るく誠実な彼に、それが身分違いの許されぬ愛と知りながらも彼女は惹かれていく。しかし、二人の愛が実を結んだ時、運命はさらに過酷な試練を課すのだった―。

つながり作品

文化大革命時代を何度も描いているイーモウ監督は、自身も国の政策によって農村や工場に徴用された経験を持ちます。こうした監督の来歴を知ると、これらの作品に込めた思いもまた違って感じられるかもしれません。中国の著名人を紹介するPodcast『中国人物辞典』で、イーモウ監督と女優のコン・リーが紹介されていますので、ぜひ聞いてみてください。

番組中で紹介される『カミング・ホーム』が『妻への家路』(邦題)です

無料で! 今週のブック

iBooksには子ども向けの本も豊富にラインナップされています。今週のブックはその中から、電子書籍を中心に各国語で子ども向けの本を出版するプロジェクトTopTapTipの絵本『ブーキと キブー ふしぎな にもつを うけとる』です。

すでに英語・スペイン語・ポルトガル語などの言語で様々な電子書籍ストアに並んでいるシリーズが、今度は日本語で登場です。いきなりシリーズ5作目なのですが、お話はシンプルでキャラクターも分かりやすいので大丈夫。可愛いキャラクターとセンスある色使いは大人の目でも楽しめます。お持ちであればiPadの大きな画面で読むのがおススメです!

(作品紹介) >> ブーキの家に北極から荷物が届きました。送り主は誰なのか、何が入っているのか、誰もわかりません。謎だらけの荷物に、みんなドキドキさせられるデジタル絵本。文筆、イラスト、絵画、編集、出版サービス会社経営、そして時には哲学など出版業界で20年以上の経歴を持ち、スペイン国内外の出版社にデザインやアートディレクションのサービスを提供している著者が描く絵本。

つながり作品

子ども向けのカテゴリには、『100万回生きたねこ』『ふしぎなかぎばあさん』などの昔から親しまれている絵本や、朗読や効果音・動く絵で見せてくれる世界の名作童話、また最近のディズニーの人気映画も絵本になって並んでいます。書店に行っても児童書の棚の前で足を止めてしまうことはありませんか? 懐かしの作品を電子書籍で探してみるのも面白いかもしれません。

今週のTip

iBooksで購入した本は、自分のiPhoneでもiPadでも読むことができます。同じ本でも家で読むならiPad、移動中に読むならiPhoneと使い分けてもOK。読みかけのページが自動的に共有されるので、端末を変えてもすぐに続きから読み始められます。

同じ本をiPhoneでもiPadでも。どちらで開いてもすぐに続きが読めます