日本HPが2014年秋冬モデルの個人向け複合機を発表 - モバイル連携を強化

既報の通り、日本ヒューレット・パッカードは25日、個人向けインクジェット複合機の新製品(全4機種)を発表した。全機種とも、スマートフォンやタブレットからワイヤレス印刷できる、プリントヘッド一体型インクを使用している、などの特長がある。本稿では、都内で開催された新製品発表会の模様をレポートしよう。

プリンタ2014年秋 - 日本HPの新モデル

■日本HP、新型ヘッド採用の最上位複合機「HP ENVY5640」
■日本HP、Wi-Fiやタッチ対応の標準モデル「HP ENVY5530」
■日本HP、直販8,800円のエントリー複合機「HP ENVY4504」
■日本HP、モバイル印刷機能を強化した「Officejet 5740」

新モデルは、家庭用A4インクジェット複合機「HP ENVY4504」「HP ENVY5530」「HP ENVY5640」「HP Officejet5740」。このうちHP Officejet5740は、シリーズ名こそ「Officejet」だが、「仕事で使える個人向けハイエンド」的な位置付けとなる。各モデルとも、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末から、複合機本体が持つメールアドレスにメールを送ることで、メール本文や添付ファイルを印刷できる「HP ePrint」、ルーターやアクセスポイントのない環境でも手軽にプリントできる「ワイヤレスダイレクト」など、多彩なモバイルプリント機能に対応する。