ついに日本でも開始された「iTunes Match」。音源はAACなど非可逆圧縮のものが中心で、PCとの同期が面倒、iPhoneのディスク容量を節約したい、というユーザにとっては待望のサービスだ。最大2万5千曲、3,900円/年というコストに納得できるのであれば、利用しない手はない。

しかし、いくつか注意事項がある。大量の楽曲をiTunesライブラリに蓄えている場合、iTunes Storeで取り扱いがある曲かどうかチェックする処理に時間がかかることは、覚悟しておいたほうがいいだろうクラウドサービスであるだけに随時改善されていくだろうが、iTunes Storeで取り扱いがあるかどうかのチェックも完璧な精度とはいえず、アルバムアートワークが変わってしまうこともある。

楽曲データの扱いがWi-Fiとモバイル回線で異なることにも留意しておきたい。デフォルトの設定ではWi-Fi無効時にiCloudの領域へアクセスできず、iOSデバイスにダウンロード済の楽曲しか再生できないのだ。外出時に『ミュージック』から楽曲が消えてしまう現象は、この設定が原因だ。

モバイル回線でもiTunes Matchを利用できるようにするには、以下の手順で設定を変更する。これで外出時などWi-Fi回線がない環境でもiTunes Matchに登録されたすべての楽曲を再生できるようになるが、パケット通信が発生するので7GB/月の制限にかからないよう注意しよう。

操作手順をカンタン解説

1 iTunes Match契約後に『ミュージック』を起動したところ、ふだんより楽曲が少ない!? という場合には設定を見直そう

2 『設定』を起動し、「iTunes & App Store」をタップする

3 画面下の「モバイルデータ通信」スイッチをオン(緑色)にする

4 これで、モバイル回線使用時にもiTunes Matchを利用できる。ただし、パケット通信が発生するため使いすぎに注意しよう

(提供:iPad iPhone Wire)