フリービットは23日、都内で「freebit mobile」に関する記者説明会を開催した。freebit mobileは、回線から端末までをワンストップで提供する全く新しい仕組みのモバイルサービス。昨年12月に福岡県でサービスインした。記者説明会では、同サービスの機能がさらに拡充されること、販売店舗が全国に拡大されることなどが紹介された。

全く新しいアプローチの仕方で、モバイル事業を展開するfreebit mobile。23日には今後の事業展開に関する記者説明会が開催された

説明会には、フリービット 代表取締役社長の石田宏樹氏が登壇。これまでの業務実績とこれからの事業展開について語った。freebit mobileは、NTTドコモの回線を利用したMVNO事業としてフリービットが展開するもの。月額の基本料金は1000円に抑えられており、端末とセットで契約しても月額2,000円で運用できる。安さが最大の特長だが、石田氏は「格安スマホ、というような呼ばれ方は望んでいない」と語る。

登壇するフリービット 代表取締役社長の石田宏樹氏

「インターネットは、そもそも色々なものを安くするインフラであるべき。ところが現状は、支払い額が利用者を圧迫しつつある。スマートフォン利用者の6割が、利用料金が高いと感じている。このような市場は他にない」と石田氏。「こうした状況に挑むのがベンチャー企業の使命」と言葉に力を込めた。

freebit mobileの基本プランは1,000円に設定。端末とセット契約でも月額2,000円で運用できる