スペイン・バルセロナで開幕する携帯関連展示会「Mobile World Congress 2014」のスタートを前に、米Microsoftはプレスカンファレンスを開催し、Windows 8.1/Windows Phone 8.1に関する最新情報を紹介した。Windows Phone 8.1では、ハードウェア要件を緩和し、より低価格向けのスマートフォンが開発できるようにするなど、Windows Phone端末のさらなる拡大を狙っていきたい考えだ。

会場となったHotel Rey Juan Carlos Iに大きな広告を掲げてアピール

現在のWndows/Windows Phone製品

登壇したのは、米MicrosoftのOperating Systems部門のバイスプレジデントであるJoe Belfiore氏。Microsoftは、現在スマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップPC、TV/ゲームと各種の製品を展開しているが、そのコアとなるのが「Windows」だ。さらに、これらの製品をつなげるのがクラウドで、それぞれの端末の情報をシームレスに共有できるようになる。

WindowsやWindows Phoneなどを担当するJoe Belfiore氏

コアとなるWindowsとデバイス、そしてそれをつなげるクラウド

Windows 8のライセンスはすでに2億本販売され、米国で販売されたWindows 8搭載端末の40%はタッチ対応になった。Windows 8/8.1は、Mac OS Xのすべてのバージョンを含めたシェアよりも高く、Windows Storeからは1日400万以上のアプリがダウンロードされているという。