――(笑) タナミクラスに変身してのじゃんけん大会、その結果はどうでしたか?
いやそれがもう、初戦で敗退ですよ~。いきなり前回王者のぱるる(島崎遥香)に当たってしまいまして。もう、ぱるるがエレキングに見えましたよ(笑)。でも、これがきっかけになって、多くの人にタナミクラスを知ってもらえるようになり、年末年始のイベント「お正月だよ!ウルトラマン」に遊びに行ったときも、ウルトラファンのみなさんに「タナミクラスの人ですよね」なんて、声かけてもらえたんですよ! グッズも買ってくださったり、本当にうれしかったです。
――よかったですね。今後も、立派なウルトラ怪獣としてがんばってください!
はい、がんばります(笑)。
自分が『ウルトラマン』シリーズの世界に入っていくみたいな気持ちになれる
――そんな田名部さんですが、今度発表される携帯ゲームアプリ『ウルトラユニバース』を先行プレイされたそうですね。率直に言って、やってみたご感想はいかがでしたか?
携帯で手軽にできるゲームというのがいいですね。移動の時なんかでも 、人目を気にせずゲームができるというか(笑)。まず単純にゲームアプリとして楽しめるものになっています。その上に、大好きなウルトラヒーローやウルトラ怪獣がたくさん出てくるというのはすごく楽しいですよ。このゲーム用に描かれたデフォルメイラストがあるんですが、デフォルメされていながら、リアルな特徴などが再現されていて、とてもカワイイんです。
――キャラクターの楽しさは、やはり『ウルトラマン』ならではと言えますが、ゲームの内容自体もいいってことですね。
ウルトラヒーローと怪獣が協力しあってひとつのグループを作り、バルタン星人などのボスを倒す、なんていうのは、通常の映像作品ではちょっと見られないような展開ですし、自分の好きなキャラクターを選んで一緒に戦っていく、みたいな感覚がいいですね。
――ゲームをやっていて、ワクワクするような部分もありますか?
「ウルトラコロセウム」だと他のプレイヤーと戦っていくうちに、自分のランクがアップしていく仕組みになっているんですよね。「白帯」とか。それで、一番高いランクが「大将」(笑)。やりこむことによってどんどんランクアップしていくというのは、"燃えて"しまいますね。
――音声などもしっかり入っているんですね。
そうなんです。冒頭の音楽なんて、カッコいいんですよ。あと、ウルトラマンの声や怪獣の鳴き声といったボイスも入っています。例えばどこそこのボタンを押すと、怪獣の鳴き声が聞こえるとか、音声のボリュームもすごい!
――田名部さんは、ゲーム自体はもともとお好きだったのでしょうか。
そうですね。でも携帯のゲームアプリはそんなにやらなかったんです。今回『ウルトラユニバース』をやってみて、こんなに簡単な操作で、こんなに豪華で面白いゲームができるのか、と驚きました。
――ゲームの内容で、特にお気に入りの部分はどんなところでしょう。
「クエスト」っていうのがあるんですけれど、そこに実写映像が映し出されながらお話が進んでいくんです。これを観ていると、まるで自分が『ウルトラマン』シリーズの世界に入っていくみたいな気持ちになれて、すごくいいですね。私は『ウルトラマンティガ』のモードをプレイしたんですけれど、お話が進んでいき、自分も一緒になって敵と戦うぞ、みたいな流れがちゃんとできていて、すごいと思いました。やってる間は、かなり熱中してしまいますよ。お仕事の合間にも、ちょっと時間ができたら「うう~ゲームやりたい!」なんて思ってしまいます。……続きを読む
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