「PlayStation Mobile」というサービスをご存知だろうか。Xperiaシリーズの端末には同名の専用アプリをダウンロードできるWebページへのリンクが配置されているが、使っているという人はそこまで多くないと思う。そこで本稿は、PlayStation Mobileの特徴について紹介していく。
PlayStation Mobileはソニー・コンピュータエンタテインメントが提供するサービスで、同社のオンラインストア「PlayStation Store」上のゲーム・アプリをダウンロードし、プレイすることができる。プレイできるのは、Android端末やPlayStation Vita向けに開発されたゲーム。PlayStation 3などのゲームが遊べるというわけではない。
一見するとソニー系列の端末のXperiaシリーズ端末でのみ動くイメージを持ってしまうが、対応機種一覧をチェックすると、シャープのAQUOSシリーズやHTCの端末などでも動くことがわかる。
先述のPlayStation Mobile専用アプリのダウンロードページからアプリをダウンロード・インストールすれば、Android端末でPlayStation Mobileの利用を開始できる。ゲーム・アプリの購入時には「Sony Entertainment Networkアカウント」(以降SENアカウント)でサインインする必要があり、SENアカウントをもっていない人は新しくアカウントを作成する必要がある。
ゲームやアプリのラインアップは、Google PlayやApp Storeでは見かけないようなものがほとんど。無料で遊べるゲームは少なめだが、有料のゲームは50円程度から販売されている。SENアカウントのウォレットが余っているユーザーは、試しに購入してみるのもいいかもしれない。
なかには「TOKYO JUNGLE」や「勇者のくせになまいきだ。」といった家庭用・携帯用ゲームの移植作、関連作品も購入できる。Google Playのゲームは遊び尽くした! と感じているAndroid端末ユーザーや、知名度はないが面白いゲームを発掘し、プレイしてみたいユーザーはチェックしてみてはいかがだろうか。
(執筆:ライターズハイ藤縄優佑)
(記事提供:AndroWire編集部