【レポート】

ヤフー主催のアプリ開発イベント「Inter Hack U」 - 学生15団体が熱戦

2 バラエティに富んだ序盤5チーム

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チームKobe A「試着アプリ」

最初のチームは神戸大学の学生チームで、試着アプリの発表を行った。試着アプリは、モデルが着ている服は綺麗だと思っても、購入していざ自分で着てみると微妙というユーザー体験をなくすために開発したというアプリだ。

自分の全身写真を撮影し、洋服を撮影すると、実際に着たような感じに画像を合成してくれる。自分で画像を撮影するだけではなく、店舗側が元画像を提供することも想定しており、画像を提供することで新規ユーザーの呼び込みといったユーザー開拓ができる点もアピールしていた。

質疑応答では「背面の合成はできないのか」という質問が出たが、Kobe Aチームは「今回は後ろについては考えなかった。表面的にレイヤーを重ねるだけでイメージが湧くと思ったので」と回答していた。

チーム(U^ω^)わんわんお!「カメラで商品検索」

チーム(U^ω^)わんわんお!はカメラで商品の横断検索を行うアプリを開発した。カメラで撮影した画像をもとに商品を検索するアプリは数多くあるものの、このチームはほとんどのアプリに実装されていないという商品の"色"に着目。

ユーザーが好きな色をもとに同系統の商品をソートできるメリットがあるという。オープンソースのライブラリ「OpenCV」を利用し、ヤフーと楽天の商品サムネイル画像の平均色相を計算。検索結果を表示したという。

チーム(仮)「出前の錬金術師」

チーム(仮)は、モーションキャプチャーを利用してジェスチャーで出前を取る「出前の錬金術師」を開発。センサーで手の細かい動きを掴む「Leap Motion」を利用して、ジェスチャーを認識する。

ジェスチャーで認識した動作を、コマンドライン上で動くブラウザ自動操作ツール「Phantom.js」を利用して、注文サイトで自動的に注文する仕組みとなっている。実際にジェスチャーを行い、仕込みの配達員が到着するデモンストレーションも行い、会場は笑いの渦に包まれていた。

チーム一人旅団「運命革命*ガンカケル!」

ある意味で一番盛り上がった発表が一人旅団の「運命革命*ガンカケル!」。SNSなどに自分の願いを流すことで他人に見られてやる気がアップする、すなわち願いが叶いやすいというところにスポットを当てたプラットフォームだった。

「着(願/眼)点」や「世検定(世間体)」といったおやじギャグが随所に散りばめられており、プレゼンテーションの喋りと合わせて、会場は大いに盛り上がっていた。

チームSC「KeyPhone」

チームSCは非常にシンプルなアプリ「KeyPhone」を開発。これは、Android端末でPCへの文字入力操作を実現するアプリで、接続にはBluetoothを利用している。

普段、スマートフォンで利用しているような操作感をそのままPCでも実現しようという試み。カーソル移動やLinuxのみの対応など、実装が間に合わなかった面が多かったものの、魅力的なアイディアの1つであった。

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インデックス

目次
(1) 学生が熱闘を繰り広げた開発イベント
(2) バラエティに富んだ序盤5チーム
(3) 中盤5チームは表彰チームが続出
(4) 落ち着きのあった終盤5チーム
(5) 完成度が高かった最優秀賞チーム


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