7月10日に5周年を迎えるApp Storeが、iTunes上で5年の歩みを振り返る特設ページを開設した。特設ページでは、5周年を記念して、人気アプリのセール情報や、App Storeの歩みがまとめられた「タイムライン」が掲載されている。

iTunesに開設された特設ページ

App Storeは2008年にサービスを開始、同年9月9日にはダウンロード数が1億本を突破した。その後、2011年1月23日に100億ダウンロード、今年5月16日には500億ダウンロードを達成。サービス開始時に計500本だったアプリケーション数は、現在90万本以上になり、そのうちの93%が毎月ダウンロードされているという。

現在、利用されているiOSデバイス数は約6億台で、App Storeカウント数は5億7500万アカウント以上。アプリ開発者の数は600万を超え、App Storeから支払われた金額はUSD100億円(このうち半数が2013年中に支払われた)に上る。

以下、この5年間にApp Storeで配信したアプリの年間ダウンロードランキングを紹介する。懐かしのアプリから、今も人気のアプリまで、ダウンロードした当時のことを思い出しながら、ご覧いただきたい。

2008年

Morocco

Morocco(iPhone無料):古典的な戦略ゲームである「オセロ」を楽しめるアプリ。難易度を3段階に調整することができる。

Cro-Mag Rally (c)Pangea Software,

Cro-Mag Rally(iPhone有料):原始人の主人公"ブログ"を操作して、先に進む3Dレーシングゲーム。iPhoneをハンドルのように傾けて、障害物を避ける。

サービスが開始した2008年の年間トップダウンロードアプリは以上の2つ。無料アプリではオセロゲームがランクインするなど、App Storeがまだ発展途上の様子が伺える。次ページでは、2009年以降のアプリを紹介する。