東日本大震災から本日でちょうど2年が経った。どんなに恐ろしい災害であっても、時間と共に人の記憶は薄れていくものである。3月11日の今日、もう一度自身の災害対策を見直してみてはいかがだろうか。

App Storeでも災害時に役立つアプリが多数リリースされている。地震をはじめ、もしものときに入れておきたい防災関連のiPhoneアプリを前後編の2回に分けて紹介しよう。

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ゆれくるコール

ゆれくるコール

ゆれくるコール」は東日本大震災の後、もっとも多くインストールされたアプリの一つではないだろうか。最近は精度が落ちているという話も散見されるが、それでも入れておくにこしたことはない定番アプリ。設定画面から場所を通知の震度、サウンドなどを設定しておけば、地震が来る際にコールしてくれる。実際にはコールから地震までほとんど間がないのだが、揺れを体感するより1秒でも早く「地震がくる」ことを察知できるのとできないのとでは、心構えがまったく変わってくる。また、あわせてiPhone自体に備わっている「緊急速報」機能をオンにしておくことも重要だ。こちらは「設定」の「通知」から変更できる。

対応OS iOS 4.3以降/Android 1.6以上 価格 iOS/Androidともに無料

LED Light - for iPhone4,4S,5 LED フラッシュライト

LED Light - for iPhone4,4S,5 LED フラッシュライト

iPhoneのカメラのフラッシュ機能を利用した懐中電灯アプリ。この手のアプリは有料から無料まで数多くリリースされており、すでに使っているものがあればそれでまったく問題ないのだが、中でも特にシンプルで起動も早いこちらのアプリをオススメしておこう。アプリを起動すればすぐにフラッシュライトが点灯し、真ん中のスイッチでオンオフを切り替えられる。懐中電灯アプリでもっとも重要なことは、必要なときにすぐ明かりを付けられることだ。その点でこの「LED Light」は群を抜いて優秀である。

対応OS iOS 4.3以降(iPhone 4/4S/5/第5世代iPod touch対応) 価格 無料