イラスト系アプリも本格的なイラスト制作機能を搭載したアプリから、友人との共有に便利な無料アプリまで、タブレットやスマートフォン上でイラストを描くことのできるアプリが多く存在する昨今、スタイラスペンも、ボールペンと一緒になったものや、伸縮可能なものなど、様々なものが発売されている。そこで、本企画では、スタイラスペンと併せて使ってほしいイラスト系アプリ5つをピックアップ。これらのアプリを使ってイラストを描く際、タッチパネル上での操作をサポートしてくれるスタイラスペンを併せて使うことで、より紙とペンに近い感覚で描画を行うことができるので試してみてほしい。

レイヤー機能など本格的な機能を搭載した「Adobe Ideas」

アドビ システムズが提供するiOS/Android向けアプリ「Adobe Ideas」(850円)。紙のノートに鉛筆でスケッチする感覚で、手軽にアイデアを書き留めることができる。ベクトルベースのドローイングツールのため、拡大してもスムースな描線で描けるのが特長。また、レイヤー機能も搭載しているため、タブレットで本格的なドローイングを体験できる。

線画を描くことに最適化された「SketchBook Ink」

Autodeskが提供する、ペンでの描画に特化したiPad用スケッチアプリ「SketchBook Ink」(450円)。ペンには7種類のインクスタイルが用意され、カラーエディタおよびカラーピッカーによる色選択も可能となっている。マルチタッチジェスチャーやRetinaディスプレイにも対応している。

筆の描き味を再現した「Brushes 3

「Brushes 3」(無料)は、繊細な絵筆のタッチを表現可能なアプリ。4インチ・Retinaディスプレイ対応、バックグラウンドオートセーブ、無制限のアンドゥ/リドゥなどの機能を搭載。描画の様子を録画し、後から再生する機能もある。また、アプリ内課金により、最大10レイヤーの機能を追加できる。

友人とのイラスト共有が手軽にできる「LINE Brush」

無料通話・メールサービス「LINE」の公式イラストアプリ「LINE Brush」(無料)。イラスト描画用のブラシ以外にも、写真を加工するためのフォトブラシを搭載。完成したイラストや写真は、LINEや他のアプリに連携させ、友人に送ることができる。

MoMA公式のシンプルなアプリ「MoMA Art Lab」

MoMA(ニューヨーク近代美術館)公式のイラストアプリ「MoMA Art Lab」(450円)。イラスト描画の機能はきわめてシンプルで、線や図形を使ったドローイングや、はさみツールでの切り取りなどが主な機能。MoMAに収蔵されている絵画についての解説機能もあり、アンリ・マティスなどの作品について造詣を深めることもできる。