エムエスアイコンピュータージャパンは21日、MSIブランドPCのゲーミングノート3シリーズ4機種を発表し、合わせて都内で発表会を開催。登壇した台湾MSIのNB Channel APAC/NB Channel DepcのGrant Huang氏が、ゲーミングノートPCの方向性を語った。

今回発表されたのは、17.3型ノートPC「GT70 Dragon Edition」/「GT70」、同じく17.3型ノートPC「GE70」、15.6型ノートPC「GX60」の計3シリーズ4機種。いずれも量販店や直販サイトでの販売を予定する。発売日はいずれも12月中とし、詳細な価格は12月上旬に案内される。

発表会会場の様子

台湾MSIのNB Channel APAC/NB Channel DepcのGrant Huang氏

GT70 Dragon Edition / GT70

GT70 Dragon Edition

GT70 Dragon Editionはヘアライン加工を施した赤い外装が印象的

パームレスト部にもドラゴンの意匠が描かれている

「GT70」は、17.3型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶を搭載した、ゲーミングノートPC「GT70」シリーズの新製品。前モデルでは、グラフィックスに40nmプロセスを採用した「GeForce GTX 670M」を採用していたが、「GT70」では28mmプロセスで低発熱の「GeForce GTX 680M」を採用する。価格は20万円台前半を予定。

"Dragon Edition"では、外装に龍をデザインした赤いヘアライン加工を採用する。通常版「GT70」の違いはデザインのみ。

通常版「GT70」では、天板は黒一色のヘアライン加工

「GT70」や「GT60」では前モデルに引き続き、SSDでRAID 0を構築する「Super RAID」を採用。これにより、64GB SSD×2構成時で900MB/s以上の読み込み速度を達成したという。また、キーボード上のWindowsキーを排除し、代わりにctrlキーやspaceキーが広めに取られている。

GT70の排熱処理。CPU側に2本のヒートパイプ、GPU側に3本のヒートパイプを備える

キーボードのWindowsキーを排除し、ctrlキーとSpaceキーを大きめに配置

「Super RAID」による高速な読み込み処理

型番により仕様は異なるが、「GT70 ONE-687JP(Dragon Edition)」の場合で、CPUがIntel Core i7-3630QM(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM77 Express、メモリが16GB(4GB×4)、ストレージが約128GB×2(RAID O)・750GB SATA HDD、ディスプレイが17.3型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)、グラフィックスがNVIDIA Geforce GTX680M 4GB、OSはWindows 8。

通信インタフェースはIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN。

本体サイズはW428×D288×H55mm、重量は約3.9kg。

GE70

GE70

GT70と同じく17.3型のフルHD液晶を搭載するゲーミング用のメインストリーム機。グラフィックスに「GTX 660M」を採用する。価格は10万円台を予定。

こちらも型番により仕様は異なるが、「GE70 0ND-278JP」の場合で、CPUがIntel Core i7-3630QM(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、メモリが8GB(4GB×2)、ストレージが約128GB×1・750GB SATA HDD、ディスプレイが17.3型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)、グラフィックスがNVIDIA Geforce GTX660M 2GB、OSはWindows 8。

通信インタフェースはIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN。

本体サイズはW418×D269×H39mm、重量は約2.7kg。

ゲームプレイ時のパフォーマンスも向上

GE70ではCPU側に1本のヒートパイプ、GPU側に2本のヒートパイプを備える

GX60

GX60

GX60は、MiniDisplayPort×1・HDMI×1・D-Sub×1を載せた15.6型ノートPC。本体ディスプレイも含めた最大3画面への出力が可能で、CPUにはAMDのA-10を搭載する。価格は10万円台を予定。

MiniDisplayPort×1・HDMI×1・D-Sub×1で3画面出力が可能。ただし外部ディスプレイに3画面出力すると、本体ディスプレイには表示されない

映像出力端子の説明

3画面出力により没入感の高いゲームプレイができる

こちらも型番により仕様は異なるが、「GX60 1AC-052JP」の場合で、CPUがAMD A10-4600M(2.3GHz)、チップセットがAMD AM70 FCH、メモリが8GB(4GB×2)、ストレージが約64GB×2・750GB SATA HDD、ディスプレイが15.6型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)、グラフィックスがRadeon HD 7970M 2GB、OSはWindows 8。

通信インタフェースはIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN。本体サイズはW395×D267×H55mm、重量は約3.5kg。

GX60でゲームを試遊したところ

ゲームを3画面出力したイメージ

   

キーボードのバックライトカラーは中央・右・左の3部分を7カラーから設定できる


台湾MSIのNB Channel APAC/NB Channel DepcのGrant Huang氏は、「一番おすすめしたい機種は、機能性とデザイン性の高い『GT70 Dragon Edition』」とコメント。「ゲーミングPCではハイエンド機種にフォーカスしていきたい」と方向性を語った。

また、AMD A-10 CPUを搭載する3画面出力対応の「GX60」については、「(ユーザーからマルチディスプレイ出力のニーズがあるというより)MSIとして多画面でのゲームプレイ環境を提案していく」と、マルチディスプレイ対応モデルに注力するとした。

今回の発表会場では、参考出展としてコンバーチブル型Ultrabook1機種、Android OS搭載のピュアタブレット1機種、15.6型ノートPC1機種が展示されていた。いずれも詳細は非公開ながら、"近々発表のお知らせをする予定"という。

参考出展されていた3機種。右端と左端は同一のコンバーチブル型Ultrabook

コンバーチブル型Ultrabook

キーボードの中央部からディスプレイが伸びている。折り畳み形式としては、東芝の「dynabook R822」に近く、一度ディスプレイを180度倒してのち手前にスライドさせてタブレット化する

Android OSを搭載したピュアタブレット。OSのバージョンは不明

タブレットはかなり軽く感じられた。HDMI端子やminiUSB端子、microSDカード端子などを搭載している

展示していたA4ノートPC