【レポート】
エレコムは海外市場における周辺機器・アクセサリ販売事業強化の一環として、7月から香港に直営店舗を開業した。日本発売の自社製品のみを専門に取り扱う。
エレコムの直営店舗は香港でも有数の繁華街、コーズウェイベイにあるタイムズスクエアの9Fに開業した。タイムズスクエアは高級ブランドから家電量販店など多数の店舗が集まる大規模ショッピングモール。香港人のみならず中国や諸外国からの観光客も多数訪問する観光名所でもある。
直営店では日本から輸入した同社のスマートフォンやタブレット、PC向けの周辺機器やアクセサリを扱う。同社製品の特徴でもあるカラフルな色彩のアクセサリや、デザインの良い周辺機器などを大きくアピールしたディスプレイ展示を行っており、IT関連製品の店というよりも雑貨やアクセサリを販売するお店という印象を受ける。場所柄もあってか若い女性の来客も多く、また海外からの観光客がカラフルなケーブルなどを買っていく姿も目立っている。
なおエレコムの海外直営店舗は6月にインド・デリーにオープンした店舗に引き続き2店舗目となる。ただし、インドの店舗はショールーム的な位置づけであり、コンシューマー向けの本格的なリテール店舗としては香港が初めてのものとなるとのこと。
香港への出店に際し、エレコムの葉田順治取締役社長は「都市国家で人口が集中しており、スマートフォンの利用者も多い。そして中国など海外からの旅行者も多いことから出店先としては最高のロケーションである」と直営店舗の開業セレモニーで語った。一方、香港にはすでに中国から安価なスマートフォンアクセサリが多数輸入販売されているが、これについては「製品の品質の高さと、他社にはないオリジナルの製品を持っていることから十分対抗できる」と述べた。実際に店舗のプレオープンから数日で一部の製品は品切れになるほどの人気になったという。
そして「周辺機器の使い方を直接お客様に説明したり、新製品の使い道を提唱するなど、ただ販売するだけではなく提案型のビジネスをすることで、店舗に付加価値をつけていく」とのことで、すでに多数のアクセサリ・周辺機器ショップのある香港で、十分な差別化を図っていくという。また、プレオープン直後から多数の来客があり、自社製品の反応が良かったことから、香港での複数店舗の開業も検討しているとしている。葉田社長は「他のメーカーには無い、当社ならではの高品質、高デザインの製品を世界中の消費者の方々にお届けしたい」と、今後積極的に海外展開を図っていく考えをしめしている。
(記事提供: AndroWire編集部)
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