![]() |
Windows Internet Explorer 8 |
ここ数年、Webブラウザの開発速度はとくに速い。Chromeのように半年おきにメジャーアップグレードを実現するブラウザの登場もあって、主要ブラウザの多くがそのリリースサイクルを短縮している。最新バージョンは高い性能を提供するほか、最新の機能を実装している。最新版でなければ閲覧や利用できないサービスが増えると、必然的にそうした最新版をインストールして利用する機会が増えることになる。
これらブラウザはインストール時にシステムの標準ブラウザを自分自身に変える設定になっていることが多い。チェックをはずせばそうはならないが、見落としていればそのまま標準ブラウザになる。ブラウザごとにシステム標準のブラウザにするかどうかを設定できるが、標準設定の変更はコントロールパネル経由でも実施できる。次に主要OSにおけるデフォルトブラウザの変更方法をまとめておく。
Windows XP
「スタート」「コントロールパネル」「プログラムの追加と削除」を選択して「プログラムのアクセスと既定の設定」を選択。「カスタム」を選択して標準にしたいブラウザを選択する。IEに戻したい場合は「カスタム」から「Microsoft Windows」に設定を戻す。
Windows 7
「スタート」「既定のプログラム」から「既定のプログラムの設定」を選択。または「スタート」「コントロールパネル」「プログラム」「既定のプログラム」からも「既定のプログラムの設定」は選択可能。標準に設定したいブラウザを選択して「すべての項目に対し、既定のプログラムとして設定する」を選択する。
Windows XPと同様の設定をする場合、「スタート」「既定のプログラム」または「スタート」「コントロールパネル」「プログラム」「既定のプログラム」から「プログラムのアクセスとコンピューターの既定の設定」を選択する。
Windows Vista
「スタート」「既定のプログラム」または「スタート」「コントロールパネル」「プログラム」「既定のプログラム」から「既定のプログラムの設定」を選択。標準に設定したいブラウザを選択して「すべての項目に対し、既定のプログラムとして設定する」を選択する。
Windows XPと同様の設定をする場合、「スタート」「既定のプログラム」または「スタート」「コントロールパネル」「プログラム」「既定のプログラム」から「プログラムのアクセスとコンピューターの既定の設定」を選択する。
ブラウザごとの設定
インストールしてあるにもかかわらず、前述した設定ダイアログにブラウザが表示されないことがある。一度システム標準として設定したブラウザは一覧に入るようになるが、一回もそうした設定をしていない場合には一覧には表示されない。そうした場合、まずブラウザ側で標準ブラウザになるように操作をおこなう。たとえば次のとおり。
- IE8 - 「ツール」「インターネットオプション」「プログラム」を選択して「既定とする」をクリック。
- Firefox 3.6 - 「ツール」「オプション」「詳細」「一般」から「今すぐ確認」をクリック。「既定のブラウザの設定」で「はい」をクリック。
- Chrome5 - 「Google Chromeの設定」「オプション」「基本設定」を選択して「Google Chromeを既定のブラウザにする」をクリック。
- Safari5 - 「一般設定」「設定」を選択して「デフォルトWebブラウザ」を「Safari」に設定。
- Opera 10.5 - 「メニュー」「設定」「設定」「詳細設定」「プログラム」を選択し「詳細設定」をクリック。関連付けをOperaに設定して保存。