Microsoft Ajax MinifierでJavaScriptを縮小化しよう

Ajax Minifierの概要

Ajax MinifierはMSNチームのRon Logon氏が作成したツールです。Ajax Minifierは次のような処理を実施してJavaScriptのサイズを小さくします。

• コメントの削除
• 不要な空白の削除
• 不要なセミコロンの削除
• 参照されていない関数の削除
• 不要な括弧の削除
• ローカル変数と関数の名前の短縮
• 文字列のシングルクォーテーションとダブルクォーテーションの調整
• 隣接した変数宣言のとりまとめ
• 実行されないコードの削除

入手とインストール

それでは、Ajax Minifierのインストールの方法を説明しましょう。インストールプログラムはCodePlexのASP.NETページから無償でダウンロードできます。

本稿では執筆時点で最新のバージョン4.0を使用します。インストールは「AjaxMin4Setup.msi」をダブルクリックするだけで行えます。

デフォルトでは、「C:\Program Files\Microsoft\Microsoft Ajax Minifier 4」に「AjaxMin.exe(コンソールアプリ)」と「AjaxMin.dll(アセンブリ)」が、「C:\Program Files\MSBuild\Microsoft\MicrosoftAjax」に「AjaxMin.tasks(MsBuild用のタスク)」がインストールされます。

インストールが完了すると、スタートメニューに［Microsoft Ajax Minifier］というメニューが表示されます。その中の［Microsoft Ajax Minifier Command Prompt］をクリックするとコマンドプロンプトが起動します。