【ハウツー】

SeleniumとNUnitでWebサイトのテストを自動化する【前編】

1 Visual Studio 2008ベースのテスト環境を準備する

    青木淳夫  [2010/02/12]

    Seleniumとは

    SeleniumはIE、Firefox、Chrome、Safari、Operaといった多くのブラウザに対応しているWebテストツールです。操作を簡単にレコーディングでき、C#、VB.NET、Java、PHP、Perl、Rubyといったさまざまな言語から呼び出すことが可能です。詳細はこれはすごい! Web案件必須 Seleniumで確認してください。

    環境の準備

    本稿では、Visual Studio 2008、Selenium IDE1.0.4、Selenium RC1.0.1、NUnit2.5.2を使用してWebテストを行います。環境設定の手順は次の通りです。

    1. Selenium IDEをインストール
    2. Selenium RCの配置
    3. NUnitをインストール
    4. テスト用プロジェクトを作成
    5. 実行時にNUnitが起動するように設定

    (1)Selenium IDEをインストール

    まず、Selenium IDEをインストールします。Selenium IDEはFirefoxのアドオンで、レコーディングとWebテストの両方を実行できます。インストールする際は、Firefoxを起動してSeleniumのダウンロードページからDownloadリンクをクリックします。

    アドオンの確認画面

    アドオンを許可してFirefoxを再起動すればインストールが完了します。

    (2)Selenium RCの配置

    Selenium RC(Remote Control)はさまざまな言語からWebテストを行えるツールです。プログラム言語用のライブラリとプロキシサーバから構成されます。

    Selenium RCの内容(言語用のライブラリとサーバから構成)

    Selenium RCはダウンロードページから入手して任意の場所に解凍します。本稿では「selenium-dotnet-client-driver-1.0.1」と「selenium-server-1.0.1」を「C:\Selenium」に配置しました。

    (3)NUnitをインストール

    NUnitは.NETで人気の高いユニットテストフレームワークです。NUnitのページからインストーラ(MSIパッケージ)を入手してインストールします。

    NUnitのインストール画面

    (4)テスト用プロジェクトを作成

    Visual StudioでNUnitのテストプロジェクトを作成します。ここでは「WebTest」という名前のC#クラスライブラリを作成し、以下のDLLに参照設定を行いました。

    • 「nunit.framework」を選択(.NETタブ)
    • 「C:\selenium\selenium-dotnet-client-driver-1.0.1\ThoughtWorks.Selenium.Core.dll」を選択(参照タブ)

    (5)実行時にNUnitが起動するように設定

    続けて実行時にNUnitを起動するように設定します。プロジェクトのプロパティを開き、デバッグタブに移動します。

    プロジェクトのプロパティでNUnitを呼び出す設定

    開始動作に「C:\Program Files\NUnit 2.5.2\bin\net-2.0\nunit.exe」を、コマンドライン引数に「WebTest.dll」を選択します。以上で環境設定は完了です。

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