ご注意ください

本ページで紹介している各種インストール手順は編集部で動作確認を行なっておりますが、環境によっては正常に動作しないこともあります。また、実行する際は各自の責任のもと行なうようお願いいたします。あらかじめご了承ください。

「Libron」をインストール


Firefox (Windows/ Mac OS X/ Linux)の場合

Firefox上で動作させるのはそれほど難しくない。必要なのは「Greasemonkey」というFirefoxアドオンのみだ。これは任意のWebページ上でJavaScriptを自動実行させるソフトウェア。Webサイトの使い勝手を良くしたり、標準のWebサイトでは提供されていなかった機能を付け加えたりすることができる。Libronは元々Amazon.co.jpのWebページにはなかった"図書館検索機能"をGreasemonkeyを使って追加しているのだ。

まずGreasemonkeyのインストールを行う。対応ブラウザはFirefox1.5~3.5.xとなっている。

「Greasemonkey」のインストールページ。Firefoxへ追加をクリックしてインストールする

インストールダイアログ。インストール後、再起動すると利用できる

インストール後、Firefoxを再起動し、LibronのWebサイトにある「libron.user.js」をクリックしてGreasemonkeyユーザスクリプトをインストールする。この時は再起動は不要だ。

白囲み部分がインストール用のリンク。Gracemonkeyを有効(Enabled)にした状態でクリックすること

ダイアログでインストールをクリックするとLibronが使えるようになる

Firefoxでのインストールはこれで完了だ。

*  *  *

Safari(Mac OS X)の場合

Safariの場合は若干手順が増える。元々Safariにはアドオンのような仕組みがないので、ハックツールである「SIMBL」をインストールする。そしてSIMBLプラグインである「GreaseKit」というSafari向けGreasemonkeyをインストールする必要がある。まずはSIMBLをダウンロードし、インストールを行う。これはパッケージとして提供されているのでインストールは簡単だ。

「SIMBL」のインストーラ。Mac OS X用ハックツールとして有名だ

次にGreaseKitをインストールするのだが、こちらはイメージファイルの中に入っている「GreaseKit.bundle」を「~/Library /Application Support/SIMBL/Plugins」にインストールする必要がある。日本語のMac OS Xであれば自分のホームの中にあるライブラリディレクトリの中、「Application Support > SIMBLE > Plugins」とたどったディレクトリの中にコピーすればよい(見あたらない場合はディレクトリを作成)。あとはSafariを再起動すると、メニューバーの中にGreaseKitという項目が追加されているはずだ。

インストールする場所。Pluginsの中に入れてSafariを再起動すれば完了する

インストール後のメニュー。一番左にGreaseKitという項目が追加されている。追加されない場合は、GreaseKit 1.5(最新版は1.7)の導入で改善される場合があるようだ

残りの手順はFirefoxの場合とほぼ同様。こちらのページにある「librongk.user.js」(Firefox版とは違うので注意)をクリックし、ユーザスクリプトをインストールすれば準備は完了だ。Safariの<GreaseKit>メニューで「librongk」という項目にチェックが入っているか確認しよう。