フォームでよく使うコントロールの説明
フォームを表示して実行させることができるようになりました。次にフォームに貼り付けるコントロールを見て行きましょう。
以下、表にまとめました。
コントロールの説明
コントロール | 概要 |
---|---|
ラベル | 文字を表示 |
テキストボックス | データの入力に使用 |
コンボボックス | データの入力や、表示されているデータの中から一つを選択 |
リストボックス | 決まった枠の中で複数のデータを表示、選択 |
チェックボックス | 二つの状態を切り替える |
オプションボタン | フレームと組み合わせて、複数の物から一つを選択する時に使用 |
トグルボタン | 押すたびにOn/Offが切り替わるボタン |
フレーム | 複数のコントロールをグループ化する |
コマンドボタン | VBAで書いた処理を実行させる時に使うボタン |
タブストリップ | タブをクリックすることでページを切り替える。(各ページに表示されるコントロールは同じもの) |
マルチページ | 一つのフォーム上に複数の画面を表示させる(各ページに別々のコントロールを表示できる) |
スクロールバー | 決まった枠の中に収まらないデータの表示領域を移動させて表示させる |
スピンボタン | わずかな量の増減設定に使用 |
イメージ | 画像を表示 |
RefEdit | ワークシート上のセルの範囲を取得 |
コントロールはこれだけではありません。ツールボックスの上で右クリックをして、[他のコントロール]をクリックすると、利用可能なコントロールが表示されます。そのコンピュータにインストールされているソフトの種類により、利用可能なコントロールの数は変わります。 今回は、よく使用される、ラベル、テキストボックス、コンボボックス、チェックボックス、オプションボタン、フレーム、コマンドボタン、イメージについて説明したいと思います。
(1)ラベル
タイトルや簡単な説明の文章をフォームに表示する時に使用します。表示内容はCaptionプロパティに書きます。
(2)テキストボックス
プロパティの設定で単一行と複数行の入力設定ができます。MultiLineをTrueにすると複数行の設定が可能になります。複数行の改行はCtrl + Enterを押します。