押さえておきたい、RubyMineのキーボードショートカット

ここまでに一部紹介したが、RubyMineには大変おおくのキーボードショートカットが用意されている。紹介した分もふくめ、とくに使用頻度が高いと思われるショートカットを抜粋する。

  • option+R : Rake tasksウィンドウを呼びだし
  • command+shift+N : 既存ファイルを開く
  • command+/ : コメントアウトを付加/削除
  • control+space : 各種入力補完
  • control+enter : Generateウィンドウ呼びだし
  • control+N : 既存クラスを開く
  • command+J : Live Templates呼びだし
  • F4 : 選択したクラスやメソッド等にジャンプ
  • command+shift+↑↓ : 選択範囲を上下に移動
  • command+shift+. : <%= %>を挿入
  • option+enter : Quick Fix呼びだし

各種小ウィンドウの呼びだし、入力補完機能が大変強力だ。入力補完はRubyファイル以外にも、HTMLやCSS、JavaScript中でも有効だ。積極的に利用していくことで、開発効率を大幅に引き上げることが可能になるだろう。紹介した以外のショートカットキーについては、RubyMine keymapsを参照されたい。

入力補完の一例。Ruby構文以外にもHTML、CSS、JavaScriptに対応している

既存ファイルを開く小ウィンドウ。ファイル名も補完してくれる

初心者から上級者までに幅広く使えるIDE、使いこなしてスキルアップ

今回紹介できたRubyMineの機能はほんの一部だ。このほかにも開発効率をアップするために「かゆいところに手がとどく」機能がおおく用意されている。豊富なドキュメントチュートリアル、多彩なショートカットとデバッガをはじめとした機能は、VimやEmacsといった軽量エディタでバリバリコードを書くデベロッパから、Rubyにはまだ触れたことがないといったデベロッパまで幅広くカバーしてくれることだろう。これからRubyをはじめたいけど……といったデベロッパにもおすすめのプロダクトだ。

RubyMineはまだリリースされたばかりのIDE、今後の動向に注目したい。