【ハウツー】

LeopardのImageKitを使ってみよう!

8 スライドショーの実装

    木下誠  [2008/06/18]

    最後に紹介するのは、スライドショーだ。iPhotoやFinderで行うスライドショーが、自分のアプリケーションでも出来てしまう。

    スライドショーを行うのは、IKSlideshowクラスになる。スライドショーでも、ブラウザと同様に、データソースを使うことになる。必要なメソッドは、IKSlideshowDataSourceで定義されている。

    必須メソッドは、2つだ。numberOfSlideshowItemsと、slideshowItemAtIndex:である。

    IKSlideshow.h

    - (NSUInteger)numberOfSlideshowItems;
    - (id)slideshowItemAtIndex:(NSUInteger)index;
    

    numberOfSlideshowItemsはスライドショーで使う画像の数を、slideshowItemAtIndex:はスライドショーで表示する画像オブジェクトを返す。ここでは、画像オブジェクトは特別なクラスではなく、一般的なクラスを使う。利用出来るのは、NSImage、NSString(画像のパス)、NSURL、NSFileWrapper、CGImageRef、PDFPageだ。

    データソースの仕組みは、ブラウザ表示のものととてもよく似ていることに気づくだろう。実際、ブラウザ表示のデータソースを流用することで、スライドショーのデータソースは、あっという間に実現出来てしまう。

    スライドショーを開始するには、runSlideshowWithDataSource:inMode:options:メソッドを呼べばいい。

    IKSlideshow.h

    - (void)runSlideshowWithDataSource:(id < IKSlideshowDataSource >)dataSource inMode:(NSString*)slideshowMode options:(NSDictionary*)slideshowOptions;
    

    第一引数にはデータソース。第二引数にはスライドショーのモード、これには画像を表示するか、PDFを表示するかを指定する。そして、最後の引数はオプションだ。スライドショーを開始するインデックスや、ループするかどうかなどを指定する。

    これで、スライドショーも実現出来た。

    豊富な機能と優しいAPI

    Image Kitが提供する機能を、一通り紹介してみた。非常に高機能なことが分かるだろう。しかも、使い方もとても簡単だ。

    このフレームワークを使って、本格的な画像管理ソフトを作ることも出来るだろう。または、自分のアプリケーションで、ちょっとした画像の一覧表示をしたいときにも有用だ。まだ動作がこなれていないところも一部あるものの、非常に使い出のあるフレームワークが登場したといえるだろう。

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