【レポート】
6月下旬から7月上旬にかけて、Mpack(※1)というWebサイト攻撃コード詰め合わせパックとでも言うべきツールが話題となった。Mpackそのものが危険であるように紹介されていることもあるが、実際はそうではない。Mpackは2006年から存在が確認されており、またMpackで悪用されている脆弱性は既知のものである。ただし、Mpackは最近主流となっている、Webサイト経由の攻撃の特徴をよく表していると言える。Mpackの事例を見ることで、Webサイト経由の攻撃がどのようなものであるか見ていくこととする。
※1: PandaLabsが公開している資料がMpack について、詳しく解説している(PDF)。
最近のWebサイト経由の攻撃の特徴は、大きく3つ挙げられる。
Webサイト経由の攻撃は、その多くがiframeタグをWebページに挿入することで実行される。挿入されたiframeタグはブラウザに表示されないように設定されている(下記にMpackサーバへのiframeタグの例を記載する)。
<IFRAME name='StatPage' src='Mpack サーバのURL' width=5 height=5 style='display:none'>
Mpackの事例では、このiframeタグの挿入がFTPブルートフォースにより実行されたとの考察がある点も興味深い。Mpackの事例では、短期間で数千サイトにMpackサーバにアクセスするiframeタグが挿入されたことが確認されている。
一部ではCross Site Scripting (XSS)を悪用することで、iframeタグが挿入されたとされているが、挿入されたWebサイトには、シンプルな構成のWebサイトもあることから、XSSでiframeタグが挿入されたとは考えにくい。各SOCからの統計レポート(※2)でも、FTPまたはSSHブルートフォース攻撃は多く検知されていることから、ブルートフォース攻撃でWebサーバに侵入されてiframeタグが挿入されたことは納得できる。iframeタグの挿入については、Webサイトそのものの脆弱性ではなく、Webサーバそのもののセキュリティに問題があったと言える。
※2:
JSOC 侵入傾向分析レポート Vol.8(PDF)
ISS SOC情報分析四半期レポート 2007年第1四半期(ダイジェスト版) (PDF)
ISS SOC情報分析四半期レポート 2006年第4四半期(ダイジェスト版) (PDF)
次のページでは2つ目の特徴である「難読化」について解説する。
| 理研、脳・脊髄形成に必要な神経板湾曲の仕組みを解明 [20:16 5/25] |
| 京大、「慢性閉塞性肺疾患」患者の労作時呼吸困難は鍼治療が有効と実証 [20:08 5/25] |
| 120Hz SHVカメラ用イメージセンサーを使った撮像装置 - SHVフルスペック化へ [18:10 5/25] |
| 京大、視覚による物体認知は前頭前野からのトップダウン信号が重要と確認 [17:45 5/25] |
| 製品数の拡大だけでなくBCPの展開なども含めた総合力で事業の強化を図るTI [17:25 5/25] |
|
[赤ずきんチャチャ]12年ぶり連載復活 舞台は東京 [00:00 5/26] ホビー |
|
【レポート】TVアニメ『ゆるゆり』、七森中☆ごらく部の世界戦略第2弾! 「ごらく部な地球の歩き方 ~香港編~」 [00:00 5/26] ホビー |
|
【コラム】理系のための恋愛論 第440回 彼女ができないのは…結婚体質だから?? [00:00 5/26] ライフ |
|
[注目映画紹介]「GIRL」 親友4人が抱える悩みをガールズトークを交えながらつづる [23:52 5/25] エンタメ |
|
[注目映画紹介]「メン・イン・ブラック3」タイムスリップで69年のMIBが見られワクワク [23:37 5/25] エンタメ |
4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!
働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー
あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。
転職に必要な情報が収集できます
企業からアプローチのメッセージが届きます。