【レビュー】

Google Analyticsが提案する新しいユーザー体験

1 現在を知るために過去を知ろう - Google Analyticsのこれまで

 
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GoogleがWebアクセス解析ソリューションのUrchin Softwareを買収したのが2005年3月。その8カ月後の同年11月に、Googleのサービスのひとつとして「Google Analytics」という無料サービスの提供が開始されました。企業向けに構築された詳細な解析技術を有するUrchinと、Googleの広告サービスが有用に活用されているかを確認できるツールが一緒になったサービスとして、個人から中小企業まで幅広く利用されているサービスです。

日本ではUrchinを単体で購入することが可能なだけでなく、製品に特化した講習も定期的に開催されている
(画像はプロトンのWebサイトより引用)

Google Analyticsは今までグラフ化したり解析するのが困難だったデータを、様々な角度から表示してくれるので大変便利ですが、使いこなすのに時間がかかる巨大なソフトウェアのような存在です。もちろん企業用として通用するサービスを提供する以上、ただ機能を削いでシンプルにすれば良いというわけではありません。しかし、それでも関連書籍やWeb上にある資料を熟読しないと、Analyticsそのものの魅力を完全に引き出せないのが、本サービスのひとつの懸念材料ではあります。

また、Webアクセス解析と一言でいっても、Webサイトによって、あるいは解析によって得たい情報は異なりますし、見たい情報も限らたものだけで良いのかもしれません。

UrchinにGoogleの広告サービスの解析の機能を盛り込んだGoogle Analytics。Google独自の機能が加えられているが、使い勝手や全体的な見た目はUrchinのものとほとんど変わらない

ログデータを数値化、視覚化しているという点では従来のGoogle Analyticsは優れていました。しかし、利用者の視点を考えた上で設計されたサービスというよりは、ログデータを種類別に分類して配置したという形式でした。

例えば「参照されたページ/サイトを調べたい」と考えたとしても、「訪問ユーザー セグメントのパフォーマンス」メニューの中にある「参照ソース」と、「マーケティング キャンペーン」メニューの中にある「参照元のコンバージョン」と、異なる2カ所に存在しているので、どちらに行けば良いのか多少混乱する構造になっていました。さらに言えば、それらを同時に見ることもできなかったのです。また、専門用語が多く、名称も長いので、直感的に操作することが困難だったといえます。

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インデックス

目次
(1) 現在を知るために過去を知ろう - Google Analyticsのこれまで
(2) Analyticsに大きな影響を与えたMeasure Map
(3) 情報のメリハリがついたインタフェース
(4) Sparklineの採用で何が変わったか
(5) Urchin + Apaptive Path / Measure Mapなユーザー体験
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