第27回 iPad Proへの道 その3 届いてしまったiPad Pro
前回の最後に予定よりもずっと早く届いてしまったiPad Pro。しかし原稿が佳境なiPadian、ちょっと困った。
「開けると、遊ぶ」
いや自制しなさい!って話ですけどね。やっぱりほら、新しいものって触りたいじゃないですか。ねぇ(ねぇじゃねぇ)。
なのでしばらくは配送用のダンボールから出すこともなく放置してたんだけど、Amazonで注文していたケースも届いたことだしそろそろいいっかなぁー(仕事は終わっていません)。で、
いやぁ、デカいですな。そりゃでかいのは分かってたけど、想像以上にデカい。だってほら、12インチのMacBookと比べてもこんな感じ。
ま、設定はいつものように前機種からの引き継ぎなんで、Macに接続してiTunesでバックアップをとっていたiPad Air 2のデータをサクッと入れて終わり。Apple製品はどれもこんな風に繋いで置いときゃ終わるってのがいいんだよなぁとしみじみ。
ちなみにバックアップをとるときは必ず「バックアップを暗号化」にチェックを入れてパスワードをつけて行おう。こうすることで、iOS機器内の全データをバックアップできる。つまりメッセージのデータとかLINEのログとか、普通のバックアップでは消えてしまうものを引き継ぐことができる。これはiCloudバックアップでは無理。
そんなわけであっという間に今まで使ってたiPadと同じ状態になったiPad Pro。まずはホーム画面を見てみよう。
見ての通り、アイコンの間が非常に広い。なので壁紙なんかを設定するととても綺麗。改めていい壁紙作る気になるというか。ちなみにドックにおけるアイコンの数は6つで変わらず。もうちょっと詰めてもらってもいいけどなぁ |
ということで早速『Real Racing 3』(えー)。
重いんですよ、ハンドルが、とか言いながらちょうどイベントも始まってしまって黙々と進めるわけで、以前iPad Airの頃になってたような肩こりがするくらいには重くて。でも少なくともこのサイズである必要は、少なくとも『Real Racing』をやる上では必要ないな(当たり前)。でも綺麗なのは事実だし、やっぱり迫力あるなぁと。
しかしこのiPad Pro、なんかいろいろと「その気」にさせるiPadなんですわ。……その辺のところは次回書くとして、問題が発生。
最初はバッテリーを使い切ってフル充電するというのがこの手の機器の使い方。2日ほど触ってようやくバッテリーが切れたんでケーブルに挿して一晩放置。これで使い始められるぞーとホームボタンを……あれ、つかない?
なんか色々調べてみると「フル充電すると電源が入らなくなる」という不具合が世界各国で発生している模様。な、ナンダッテー! 対処法は電源ボタンとホームボタンを10秒長押し。つまり強制再起動をかけて起ち上げる。Appleから正式なアナウンスは出ていないのでハードウェアによるものなのかiOSの不具合なのかは不明。でも充電するたびに再起動かけるってどーなのよ。
そしてもう一つの問題は、Apple Pencil。iPad Proはあっという間に届いたというのに、Apple PencilとSmart Keyboardは全く届く気配なし。そうしている間にも友達の間で「銀座ストアでPencil売ってたよ」「表参道に今あるよ!」報告がどんどん入ってくる。お店に行った人は買えるのに、11月中に注文を出してる我々の元には届かない(未だ予定日は12月16日)ってのはどーなんだよ。
てことでApple Pencilが届くまではiPad Proは『Real Racing』専用機なのでした(違います)。ちゃんとしっかりしたレビューは次回から。