近年は少子化やICT教育の推進、塾による教育格差の拡大など、教育を取り巻く環境が大きく変化しています。子どもたちの学びをどう支え、どのような力を育ませるかが社会全体の課題として注目されている一方、親にも時代に即した柔軟な対応が求められるようになっています。
IT化に伴い「学び」に対する多様な選択肢が選べるようになった反面、保護者が我が子の教育について迷い、悩むようなシーンも一昔前に比べて増えていることでしょう。
そこで本連載では、教育や子育てに励むパパ・ママの悲喜こもごもを漫画形式で紹介していきます。マイナビニュース会員の教育・子育て事情を漫画で読みながら、参考にしたり反面教師にしてみたりしてください。
子どもが友達と中学受験をすると言い出したが……
首都圏模試センターの調査によると、2024年の首都圏私立・国立中学校の受験者総数(推定)は過去2番目に多い52,400名であり、受験率は過去最高となる18・12%だったとのことです。首都圏では5人に1人が中学受験をする時代に突入しており、小学生から受験勉強に励む子どもたちは決して珍しくなくなっています。
理由はどうであれ、子どもが自ら「受験をしてみたい」と言ってきたら、親としてはできる限り背中を押してあげたいですよね。ただ、塾代や参考書・過去問などの費用など、先立つものも当然必要となります。今回の漫画のように予期せぬ出費に頭を悩ませることになる親御さんは、今後ますます増えるかもしれませんね……!
子育てをするうえで大切なこととは
かわいい我が子のため、子どもにとって「完璧な親」を目指そうとするパパ・ママもいるかもしれません。ただ、共働き世代が多い現代において、働きながらそのような理想像を追うのは至難の業です。
子どもたちは、日々のちょっとした経験や親との関わり合いの中から実に多くのことを学んでいきます。「完璧な親」であろうとするよりも、寄り添い、見守る姿勢を持つことが、子どもにとって何よりの「教育」になるのかもしれません。
調査時期: 2025年4月24日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 491人
調査方法: インターネットログイン式アンケート