同じくコア視聴層で5位にランクインしたのは、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS)。特にこの回で視聴者の心をつかんだのは、日本女子バレーボール界のレジェンドたちが一般人チームに「助っ人」として登場するという企画だった。
番組には栗原恵、大山加奈、狩野舞子、新鍋理沙、大友愛といった、元日本代表として活躍した錚々たるメンバーが集結。解説役として福澤達哉、川合俊一も加わり、バレーボールファンにはたまらない豪華布陣となった。
この企画の面白さは、一般人チームに突然プロ級の選手が加わることで起きる「予想外の展開」にある。相手チームの驚きの表情や、一般の参加者が元日本代表とプレーする喜びに沸く様子が画面越しに伝わり、視聴者の共感を呼んだようだ。
特に印象的だったのは、選手たちの「今も健在な実力」。引退後も衰えない技術とバレーへの熱い思いが、プレー一つ一つに表れていた。スパイクを決めた栗原が見せた懐かしい笑顔に、ファンからは「変わらない!」との声も上がった。
SNSでは「一世風靡したメグカナが出場してめっちゃ興奮した」「レジェンド”のさすがの活躍」「超面白い試合! 私もバレーしたくなった」といった反応が相次いだ。また、福澤と川合の的確な解説も高評価で、「バレーを知らない人にも楽しめる内容だった」との声も見られた。
番組の後半では、人気企画「透明カラオケBOX」の未公開曲も一挙公開され、こっちのけんとやJUONらの実力派歌手の歌唱に視聴者はくぎ付け。バラエティに富んだ構成で、幅広い視聴者の関心を引きつけることに成功した。