丸山礼、焦りを原動力に成長「進化し続けなきゃ」『ワタサバ』出演による変化も語る

前作の『ワタサバ』出演後、演技の仕事が増え、「コメディエンヌとしての道を切り開いていただいた」と感謝している丸山。この展開は「全然想像してなかったです」と自身も驚いているという。

「高校のときにオーディションを受けてから、気づかないうちにレールがちょっとずつ敷かれていく感じがあって、それにただ乗っかって、『自分こんなこともできるんだ!』と、新たな自分との出会いを楽しんでいます。自分から何かやりたいというより、自然と道が開けていっていてありがたいです」

今後どうなっていきたいか尋ねると、「私は未来予想図がないんです」と答え、「ずっと楽しんでいるだけで、それでしかないと思います。どうなっていきたいというより、『今日こんなことやるんだ!』『今日楽しい!』という風に毎日過ごしていたら、気づいたら年を重ねていたみたいな感じです」と語った。

もともとものまねが好きで、それがそのまま仕事につながった丸山。お笑いも演技の仕事も「誰かになりきるというのが楽しい」とやりがいを述べ、「自分がパワーアップしていくのを見るのも面白いです」と自身の成長にも喜びを感じている。

「年齢を重ねていくと考え方に変化が出てきて、例えば、地元が山だらけで『山しかないじゃん』と思っていたけど、『山がこんなにあって素晴らしい』と思えるようになったり、そういう変化があって人間っていいなと。つらいことがあっても人間らしくていいなと思えるようになってきました」

何でも前向きに楽しもうという丸山のマインド。「網浜奈美に感化されてポジティブさが増したと思います。自分ファーストで欲のままに生きる。人生楽しんでなんぼだと思うので、これからも楽しんでいけたらと思います」と網浜のような堂々とした表情を見せる。

そして、ファンに向けて「いつも気にかけてくれて本当にありがとうございます。『ワタサバ2』をやらせていただきましたが、人間の極の頂点にいる網浜さんの自由奔放な姿を見ていただけたら。今回も“サバサバダンス”があるので、それも楽しんでいただけたらと思います。これからも丸山礼にご期待ください!」とメッセージを送った。