• 緑川静香

――今後の抱負もお聞かせください。

お芝居でいつか海外に行ってみたいという夢があります。昔から邦画より洋画の方が好きで。貧乏な時代があったからこそ、大きな夢を持っていたいというのがあって、ハリウッドに行くというのを目標に掲げています。あと、きき酒師の資格を取って日本酒の仕事もしているので、日本酒の魅力をもっと発信していきたいと思っています。

――海外進出に向けて英語の勉強もされているのでしょうか。

勉強はしていて、発音はいい方みたいです。お芝居だとセリフがあり、語彙力より発音が大事なので、そこは磨いていけたらと思っています。

――これまでに出演した作品で特にご自身にとって大きな経験になったと感じているものを教えてください。

『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』で、殺し屋という演じたことのない役に挑戦し、地上のアクションに加え、水中アクションもあって、自分とは全然違う人を演じられる女優業の楽しさを改めて感じました。

  • 緑川静香

――日本酒の仕事もされているとのことですが、きき酒師の資格を取ったきっかけを教えてください。

昔は貧しくてちゃんとご飯が食べられてなかったので、食事ができることがすごく幸せで、そして日本酒と出会ったときに、ただでさえおいしい食べ物が、日本酒と合わせて食べたらもっとおいしくなって、すごいアルコールを見つけたなと思ったんです。そして、その魅力を広めたいと思い、2012年にきき酒師の資格を取りました。酒蔵を回ったりもしていて、皆さんが時間と労力をかけて日本酒を作られている過程を見ると、もっともっと伝えていかないといけないなと。日本という自分の国の名前がついているお酒なので、より多くの人に魅力を知ってもらいたいなと思い、日本酒の会社もやっています。

――幅広く活動されていますが、最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

これからも高みを目指して、日本だけではなく世界を見て羽ばたいていけたらなと思います。フリマアプリは最近、海外の方の購入者も増えていますし、女優業もフリマアプリも日本酒も、世界を見据えて活動していけたらと思います。

  • 緑川静香
  • 緑川静香
  • 緑川静香
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■緑川静香
1988年6月24日生まれ、埼玉県出身。16歳のときに雑誌編集者にスカウトされ、芸能界入り。映画・舞台・ドラマを中心に女優として活動し、近年はタレントとしてパラエティでも活動中。2012年にきき酒師(日本酒ソムリエ)の資格を取得し、日本酒の魅力を発信する活動も行っている。