マウスコンピューターの秋葉原ダイレクトショップで4月20日(日)、老舗MMORPG「リネージュ II」の体験イベントが開催された。

  • 「リネージュ II」体験イベントの当日。新世代G TUNEを使った体験機も

同ゲームタイトルが、より遊びやすく間口を広げる新サービス「Evaサービス」を開始することにあわせたものだ。当日は、運営のエヌ・シー・ジャパンから、リネージュ II 統括プロデューサーの新井友和氏も来店し、ユーザーと交流した。

  • リネージュ II 統括プロデューサーの新井友和氏がEvaサービスを解説。体験した来場者との意見交換なども

Evaサービスでリネージュ IIをより多くの人に

リネージュ IIは最初の公開から20年以上もサービスを続けており、長く親しまれているオンラインゲームだ。そこに今月リリースした新サービスが「Evaサービス」。一言でいってしまうと、ノンPVP環境が選べて課金もマイルドに遊べるようになるという、リネージュ IIを初心者でも入門しやすいように生まれ変わらせるサービスとなっている。

  • 「新生」をキーワードに、リネージュ IIがEvaサービスで遊びやすくなったことを強調

  • 実際に店内でゲームを体験すると、記念のノベルティもプレゼントしていた

新井氏はEvaサービスのリリースにおいて、「現在のリネージュ IIのゲームをベースとしながら、公平性を大切に本来の楽しさ、感動をプレイヤーが取り戻せる環境を提供する」とコメントしている。「リネージュ IIのメイン要素でもある、狩りを楽しむことに集中できるよう調整した」という。

Evaサービスでは具体的に、大きく2つの新要素が盛り込まれる。1つめは対人戦、PKのない、NON PVPサーバの追加(PVPありサーバも選べる)。2つめは初心者のスタートダッシュにも最適な有料ゲームパス「EVA PASS」の提供だ。さらに、あわせて新クラスの「Varkas」(バルカス)も実装した。バルカスは人間とウルフの姿を切り替えながら戦う近接戦闘タイプのクラスで、「Evaサービスから始める初心者の方にも是非使ってほしい」(新井氏)という強力なクラスだ。

  • 「新生」したリネージュ IIの特徴

  • 今回が初となったNON PVPサーバの追加は最も大きな要素かもしれない

  • マイルドな課金でも存分に楽しめるよう変更。基本プレイはもちろん無料

  • レベリングなど、ゲームに追いつくための成長要素にも調整が入っている

今回の体験イベントでは、このリネージュ IIの推奨ゲーミングPC「G TUNE DG-A7G70」で実際に最新環境のリネージュ IIを試すことができた。

G TUNE DG-A7G70の基本スペックは、AMD Ryzen 7 5700X、NVIDIA GeForce RTX 4070、32GBメモリ、1TB M.2 SSD(Gen4)、Wi-Fi 6E、Windows 11 Homeで、本体サイズは約W189×D396×H390mm(突起物含まず)。販売価格は税込279,800円から。3年間の修理保証が付属。

  • リネージュ IIの推奨PC「G TUNE DG-A7G70」が並ぶ店内

  • 当日はG TUNEの他のモデルや、NEXTGEAR、ノートPCなど様々なモデルでリネージュ IIを試せた

なお、リネージュ IIは環境設定次第ではあるが、比較的抑えめのスペックでも遊ぶことができる。G TUNE DG-A7G70であれば最高の環境で快適に遊べるのはもちろんだが、PCにある程度詳しいなら、GPUのランクを調整してさらにコストを抑える手もある。新井氏に伺うと、「現在の環境だけでなく、今後しばらくのアップデートにも対応できそうなスペックで考えると、GeForce RTX 3070前後のGPUであれば安心できると思う」とのことなので、リネージュ II用PC選びの参考にしてほしい。