私事ではあるが、筆者の娘が次の春で中学生になる。

ついこの間小学校に入学したばかりだと思っていたのだが、毎日のように学校からもらう手紙には「卒業」や「入学」の文字が躍り、娘本人よりも親の方がそれを意識して色々な準備や予定に振り回される日々を送っている。

そんな娘の携帯電話だが、現在はキッズケータイを持たせている。

地域によっては小学校の入学時に必須で契約するよう案内される場所もあるようだが、筆者の住む地域ではそうしたこともなく、また小学校への持込も禁止されているので専ら「放課後に遊びに行くときの連絡手段」くらいにしか使えていない。

ただ、流石にそろそろ中学生ともなると、娘の同級生でもスマートフォンを持っている子もいて、筆者の仕事を知っている同級生の保護者から「スマートフォンを持たせるけどどうしたらいいか」と相談されることも増えてきている。

  • 進学を控えた娘のスマホデビューに向けて、最適な料金プラン選びを考える

    進学を控えた娘のスマホデビューに向けて、最適な料金プラン選びを考える

本音をいえば「まだスマートフォンは早いんじゃないか」と考えてはいるものの、やはり周りが持っていれば欲しくなるだろうし、持っている子が増えれば「持っている前提」のコミュニケーションも発生するだろう。

先にも書いた通り卒業や入学の準備に追われている中で、考えるべきことを増やすのは嫌なのだが、これも避けては通れぬ育児のイベントのひとつと考え、娘にスマートフォンを持たせるにあたり考えたことを3回に分け紹介していく。

毎月の料金は安く抑えたい。どんなプランを選ぶべきか

子供に携帯電話を持たせる一番の理由は、親目線で考えると「連絡手段」であり「どこにいるかを確認する手段」だろう。

通学に電車を使うなど遠方に行く頻度が高い場合、おのずと携帯電話をさわる時間も伸びるだろうし、あまりにも安いプランやデータ通信量の少ないプランではいざというときに使えない可能性もあるため、それなりに使えるプランを選ぶ必要が出てくる。

しかし筆者宅の場合、通う予定の中学校は家の目の前だし、そもそも中学校にも携帯電話の持込は禁止されている。

今後学習塾に通うなど放課後の外出が増え、そして遅い時間まで外にいる可能性はあれど、基本的には「町内」で完結するだろうから、あまりリッチなプランを選ぶ必要はない。

携帯電話、特にスマートフォン向けの料金プランは大手通信会社以外の選択肢も多い。MVNOであればそれこそワンコインで音声通話も利用できるプランもあり、極端に安く抑えたいのであればそういった選択肢もある。

  • mineoの「マイそく」プランのように、データ容量や速度を気にしなければ極端に安いプランも存在する

    mineoの「マイそく」プランのように、データ容量や速度を気にしなければ極端に安いプランも存在する

ただ、先にも書いたように基本的に町内で完結するだろうと考えていても、筆者自身が中学生だった頃を思い出してみると部活動や模試で数駅先へ出かけることもあったため、今回は月間で利用できるデータ容量に少し余裕のあるプランを選ぶこととした。

NTTドコモの「U15 スマホはじめてプラン」を選んだ

方針が決まったところで、次は実際のプラン選びだ。

各社の現行プランでは、「データ容量の少ないプラン」は3GB前後が主流となっている。これよりも少し余裕のあるプランとなると、5GB~10GBくらいのプランを選べばちょうど良さそうだ。

そこで今回は、NTTドコモの「U15スマホはじめてプラン」を選んだ。

娘が現在使っているキッズケータイからの契約変更が容易であることに加えて、連絡手段として電話を使うことも考えると、家族間通話や5分以内の国内通話が無料であることが決め手になった。

余談だが、昨今NTTドコモの通信品質の低下が嘆かれているが、筆者の生活圏では特にその影響を受けてはいない。娘が中学生になってからの行動範囲でも影響は少なそうだと考え、手続きの煩雑さもないことからこのプランを選ぶことにした。

  • 15歳以下や18歳以下を対象とした限定プランは、親目線で子供に持たせるスマホのプランとして最適だ

    15歳以下や18歳以下を対象とした限定プランは、親目線で子供に持たせるスマホのプランとして最適だ

U15はじめてスマホプランには以下の2種類が用意されている。

  • 月間データ容量 5GB … 1,628円(各種割引適用時)
  • 月間データ容量 10GB … 2,508円(各種割引適用時)

今回は月間データ容量5GBのプランを選択したが、将来的に5GBで足りないとなれば10GBのプランへの変更も可能であり、料金プラン名こそ「U15」となっているが、実際には19歳になる月までは上記の料金で利用できる。

割引期間が非常に長く設定されているため、子供に持たせるスマートフォン向け料金プランのスペックとしてはお得度の高いプランといえるだろう。

また同プランの契約は「スマートフォンの同時購入が必須でない」点も決め手となった。

たとえば「親が使っていたスマホをお下がりとして子供に使わせる」場合でも適用できるため、機種代も含め子供にスマートフォンを持たせるコストを下げたい親目線では、かなりメリットのある申込条件といえるだろう。

毎月の料金は2,000円以下に抑えることができた!次は……

今回紹介したように、中学生くらいであればまだ「親との連絡手段」として「携帯電話を持たせる・持たされている」カタチでの契約になるだろう。

毎月のコストとしては最安であればワンコインといった格安SIMもあるが、筆者のように大手携帯電話会社の契約でも、中高生を対象に2,000円を切る料金プランを選ぶことができることは覚えておいて損はないだろう。

料金プランが決まったところで、次回の記事では機種選びについて考えていく。