いまどき、情報はWEBにあります。ニュースにしろ新製品情報にしろWEBで情報を集めますし、好きなスポーツ選手やミュージシャンの近況もWEBが頼り。SNSの通知をきっかけに情報を入手するにせよ、しっかりとボリュームのある情報の出どころはWEBが大半を占めます。

WEBは資料にもなります。いまどきの大学ではWEBに公開された課題に従いレポートを作成するというのは当たり前、執筆に紙は使わずWEBアプリで記入し資料や参考文献はURLとともに示す...などなど、すべてがWEBで完結することも珍しくありません。

そのように情報源であり資料としても使えるWEBですが、基本的にはリードオンリー。掲示板機能を備えたWEBサイトであっても、本文に読者の意見を書き加えることはできません。WEBの記事に一言二言書き加えることができれば...。

iPhoneでは、マークアップ機能を使えばWEBページに書き込んだ書類を作成できます。WEBページをPDF(文字や図表などを紙に印刷するようにレイアウトしたデジタル文書)として書き出し、そこへペン機能で自由に書き込めばいいのです。直接WEBページを編集できるわけではありませんが、独自の情報をくわえることができ、メールに添付するなど配布も自由自在です。

使いかたはかんたん。Safariで対象のWEBページを開いているときに共有ボタンをタップ、現れたシートで「マークアップ」を選択すると、そのWEBページがPDF化されます。そこへ画面したの描画ツールを使い、情報を書き込んでいくのです。

注意点はスクロール方法。Safariでは、上下にフリックすることで縦長のWEBページを見渡せますが、マークアップ画面ではペンを使った書き込みと解釈されてしまいます。上下方向にスクロールする場合は、指3本でフリックすればOK。あとは自由に書き込み、iCloud Driveに保存するなどして資料として活用しましょう。

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 対象にするWEBページを開いた状態で共有ボタンをタップします

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    2 現れた共有シートで「マークアップ」をタップします

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      3 WEBページは縦長デザインなので、指3本で上下にスクロールさせながら書き込み作業を続けます

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      4 左上の「完了」をタップして「ファイルを保存...」を選択すると、PDFとして保存できます