PR TIMESは5月20日、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の利用受付を個人事業主にも拡大すると発表した。これまで法人のみに提供してきたもので、利用企業数は5万社超、国内上場企業の44%が利用しているという。

  • PR TIMESが個人事業主の利用受付を開始する

「PR TIMES」は、プレスリリースを最大300媒体のメディアに送付できるという配信サービス。法人と同様に利用には審査が必要で、審査時には「ホームページやサービスサイト」「開業届や資格証明書など、事業内容が分かる資料」「プレスリリースのドラフトと身分証明書」を確認する可能性があるとしている。料金プランは1配信あたり3万円の従量課金プランのみで、法人向けに月7万円から提供している定額プランは提供しない。すでに受付ページが開設されており、詳細な条件や利用までの流れなどについて確認できる。

同社は発表の中で、「近所で人気のパン屋さんや地元で愛されているお惣菜屋さん、腕のいい美容師さんや習い事の先生など、私たちの生活を支えてくれている個人事業主は身近に存在しています。個の働き方が多様化する今、多くの個人事業主の方々の最新情報が流通する社会となるよう、当社が果たすべき役割と責任を考え行動してまいります」と述べている。