楽天モバイルは7月9日、2019年9月1日を効力発生日(予定)として、DMM.comが運営するMVNO事業「DMM mobile」および「フレッツ光」を利用した高品質インターネットサービス事業「DMM光」を承継すると発表した。

DMM mobileはNTTドコモのLTE/3G回線を利用するMVNOサービスで、2019年6月30日時点の国内MVNO(SIMカードによる通信事業)契約数は約24万。

「DMM光」は、NTT光ファイバー回線の「フレッツ光」を使用したインターネット通信サービスで、2019年6月30日時点の契約回線数約2万。

楽天モバイルは、モバイル事業の顧客基盤の拡大とそれに伴う「楽天エコシステム」におけるメンバーシップの強化を図るため、「DMM mobile」「DMM光」を買収したとしている。

効力発生日よりポイントシステムの移行を予定しているほか、「楽天エコシステム」を活用した事業シナジーの最大化を進めていく。会社分割の対価としてDMM社に約23億円を交付する予定。