Googleは4月3日(米国時間)、「Expanding our cloud network for a faster, more reliable experience between Australia and Southeast Asia」において、日本・グアム・オーストラリアを接続する新たな海底ケーブルを敷設すると発表した。この海底ケーブルは「JGAケーブルシステム(Japan-Guam-Australia Cable System)」と呼ばれている。
JGAケーブルシステムは日本とグアム間、グアムとシドニー(オーストラリア)間を2本のファイバーペアで接続し、その距離は9500kmに及ぶ。NECとAlcatel Submarine Networksが共同で敷設を実施し、2019年末に完成予定としている。
新たに敷設されるJGAケーブルシステムによって、アジア太平洋地域を環状に接続する海底ケーブルネットワークが構築されることになる。Googleはこうした投資を通じて、Google Cloud Platformの強化、既存のGoogleサービスの利便性向上を図るとしている。