カメラ以外では、外観の美しさや進化したディスプレイなどが紹介されました。P20シリーズのボディは、段差がほとんどなく、滑らかな外観に仕上げられています。背面のカメラ部分こそ側面に寄ってはいますが、基本的なデザインはとことん対称にこだわっているといいます。そして、対称のデザインだからこそ、非常に美しいボディとなっているとアピールされました。
本体カラーは、P20、P20 Proともに、グラファイトブラック、ミッドナイトブルー、ピンクゴールド、トワイライトの4色をラインナップします。このカラーは、自然からインスピレーションを得て採用されたそうです。
ディスプレイは、P20は5.8型RGBW FullViewディスプレイ、P20 Proが6.1型有機ELディスプレイを採用します。表示解像度はP20が1,080×2,244ドット、P20 Proが1,080×2,240ドットです。ディスプレイ上部にはフロントカメラを囲むように切り欠きが用意されています。切り欠き左右は、通知アイコンなどの表示に特化されます。
ディスプレイ下部には、指紋認証センサーを配置。こちらは指紋認証だけでなく、タップや長押し、スワイプでナビゲーションボタン代わりに活用できます。
内蔵バッテリー容量は、P20が3,400mAh、P20 Proが4,000mAhと、いずれも大容量。駆動時間も、ビデオの連続再生でP20が16時間、P20 Proが22時間と、長時間駆動が可能となります。もちろん急速充電機能もサポートされていて、30分で58%の充電が可能です。
搭載SoCは、Mate 10シリーズと同じKirin 970を採用。Kirin 970に搭載されるAIプロセッサ「NPU」を活用するアプリケーションも多数登場すると紹介されました。また、SIMは2枚装着でき、デュアルLTE・デュアルVoLTEに対応するとともに、4×4 MIMOによる受信時最大1.2Gbpsの高速データ通信も可能です。
そのほかの機能としては、P20がIP53、P20 ProがIP67準拠の防塵防水仕様に対応、フロントカメラを利用した360度顔認証機能の搭載、ディスプレイに接続することでPC同様の利用が可能なPC modeへの対応、Dolby Atmos対応の高音質サウンド機能などが紹介されました。