「地域金融×地方創生」を掲げて、持続可能型地域を作るための「地方創生市民会社」として、市民の出資のもと2017年7月に設立した「かま」は3月22日、NTTデータとともに、ブロックチェーンを用いた地域通貨の実証実験を2018年4月1日に実施することを発表した。

実験に使用する電子地域通貨はブロックチェーンを用いた地方創生プラットフォームの一機能としてNTTデータより提供され、利用者のスマートフォンで商品のQRコードを読み取ることで支払いを実現するもの。福岡県嘉麻市で2018年4月1日に実施される「さくらまつり」にて、一般消費者が、屋台で電子地域通貨を用いて商品を購入することにより、一般消費者や屋台の決済利便性向上や精算事務の効率化、買い回り・購買行動のリアルタイム把握によるマーケティングへの活用可能性を確認し、同サービスの商用展開の実現可能性について検証を行う。

  • 地方創生プラットフォーム構想と実証実験のスコープ

    地方創生プラットフォーム構想と実証実験のスコープ

  • 実証実験モデル

    実証実験モデル