サービスとしては、「UQあんしんサポート」(350円/月)「クラウドバックアップ」(300円/月)「UQ SNSセキュリティ」(350円/月)の3本をパックとし、1000円/月のところ500円/月で提供する「UQあんしんパック」と、主に子供向けに位置情報を管理する「みまもりサービス」(200円/月)と、いじめなどを察知する「filii」(300円/月)の2本をセットにして500円/月を380円/月で提供する「家族みまもりパック」が提供される。

いずれのサービスも専用のアプリを通じて提供されるが、昨今こうしたアプリのセット販売はキャリアやMVNOを問わず展開が進んでおり、UQ mobileでも以前から同様のセットを販売していたが、UQ家族割の導入もあり、子供や高齢者の利用が増えることを見越しての新パック登場だと見られる。アプリという点では、ポータルアプリを改良し、データ使用量やチャージ履歴の閲覧、ターボモードのタイマーによる切り替えなどができるようになった。Android版ではウィジェットからのターボオン/オフも可能になっており、利便性が高まっている。

「クラウドバックアップ」はOSの異なる複数の端末のバックアップを管理し、それぞれほかの端末にもコピーできる点が優れている。ワイモバイルにも同様のサービスがあるが、こちらは容量無制限なのがウリ

「みまもりサービス」ではジオフェンスを設定して、家から出たり、特定の場所に近づいたときに親の端末に通知を送るといったことができる

タッチポイントの強化という点では、全都道府県に販売ショップである「UQスポット」を設置。同社にはCMで見てもどこに行って買えばいいかわからない、という声も寄せられているといい、こうした声に応えるべく、今年度内に120店舗を目指すという。